貯金や資産形成をする上で毎月積み立てすることは非常に重要です。
20代、30代、40代と年齢や環境によって貯金するための積立方法は変わってきますが、
この記事では、
- 実際、周りの人は積立しているの?
- なぜ積立は重要なの?
- 積立方法は何があるの?
このようにまだ貯金をしていない、積立で資産形成を始めようと考えている方に向けてFPが正しい積立方法を徹底解説します!
毎月積み立てをしている人はどのくらいいる?
まずは毎月貯金できている人ってどのくらいいるのだろう。
現在、貯金できてない人も周りの貯金状況を知り、貯金できる体制を構築していきましょう。
なお、臨時収入も含めていますので、賞与から貯金した金額も含めています。
年代 | 手取りに対する 平均貯金額 | 貯金をしていない人 の割合 |
20代 | 16% | 27.1% |
30代 | 16% | 24.1% |
40代 | 13% | 29.8% |
50代 | 10% | 43.1% |
参照元:金融広報中央委員会
もしもあなたが貯金を全然してきていなかったとしても安心して下さい。
貯金できていないのはあなただけではないということです。
しかし、これからライフプランとして結婚やマイホーム購入、教育資金等大きな出費が待っています。
積み立てで貯金するメリットとは
・毎月給料から貯金する分を差し引くことで、強制的に貯金することができる
・少額から始められるので、貯金癖をつけることができる
・投資で積み立てをすることでリスク分散することができる
貯金を今していない人にとっては強制的に貯金ができる点は大きなメリットです。
将来考えられる大きな出費に備えるには早いうちから貯金をしておく必要があります。
また、リスク商品を積み立てで資産を増やしていく場合、長期投資のメリットもあります。
長期投資をすることで、時間を味方にすることができます。
詳しくはこちらで解説しているため、参考にしてみてください。

積み立てで貯金するデメリットとは
・毎月コツコツと積み立てており、急な出費があったとしても対応できない場合がある
・積み立て方法が別口座に移すだけだと、甘えが発生してつい出金してしまう可能性がある
・投資で資産を増やす際ハイリターン望みにくい
デメリットとしては、急な出費(例えば不慮の事故で入院、手術することになった等)が発生した場合にすぐに現金化できない可能性もあります。
投資商品の積み立ての場合は元本割れをしてしまう可能性もあります。
銀行の定期性商品だとしたら原則本人が窓口で手続きする必要があります。
(委任状があれば対応は可能ですが。)
この場合の対処方法として、
- 不慮な事故のためにも保険は重要
- リスク分散のためにも複数の積み立てをする
(リスクのない預金と投資商品を並行で行う)
ことは原則として大事です。
積み立てする方法って何がある?
毎月積み立てで貯金していくためにはいくつか方法があります。
リスクがないものからリスクの大きいものまでいくつか方法があります。
まずは、代表的なものを知って、下記の中からご自身のポートフォリオ(資産配分)を作るつもりで複数組み合わせることが大事です。
- 別の預金口座へ移していく
- 銀行、信用金庫の定期積金
- 会社の財形
- iDeCo
- 投資信託の積立
- 株式の累積投資
- 仮想通貨の積立
代表的なものとしてはこのようなところがあります。
この中でご自身の性格も踏まえて、リスクがないものとリスクがあるものを組み合わせる。
そしてリスクがあるものの中でもリスク度合いや投資先を分散して積み立てをすることでリスク分散を図ることができます。
おすすめの積立方法とは
投資に自身がない方はまずは、リスクがないものとリスクがあるものを50%ずつからスタートしましょう。
手取りで20万円であれば、毎月4万円を貯金に回します。
そして半分ずつをリスクのないもの、リスクがあるものに分けるため、
2万円:リスクがないもの(別の銀行口座へ移したり、金融機関の積み立て等)
2万円:リスクがあるもの(投資信託、株式、仮想通貨等の積み立て等)
そしてさらに2万円の中でも2つくらいに分けて1万円ずつ積み立てをすることで、片方が元本が目減りしても、もう片方が利益を生む可能性もあるため、1つに集中せずに分散投資を心掛けましょう。
また、自分で管理ができる範囲で分けることも大切です。
なぜならリスク資産であれば常に価格変動しているため、利益が生まれている可能性があります。
しかし、売却して利益確定となるため、大きく利益が乗っている場合は一度利益確定で売却することも大切です。
だからこそ、自分が何に投資をしているのか把握できる程度に分散投資しましょう。
積立投資で資産を作る詳細についてこちらでも深掘りしていますので、参考にしてみてください。


では、最後までお読み頂きありがとうございます!
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