解雇されたら失業保険ってすぐ貰える?条件や金額、受給の流れを解説

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会社の経営が傾いて解雇を言い渡されたなんてことがあると生活が一転してしまいますし、コロナの影響で誰もが可能性のある状況です。

 

明日からの生活を確保するためにも失業保険を申請して生活費を確保する必要があります。

この記事では、解雇になった場合に失業保険を1日でも早く受け取る流れを解説しますので、まずはすぐに受け取れるようにこの記事を読んでみて下さい。

 

失業保険とは?

失業保険とは、会社を退職(解雇)して、次の職場が見つかるまでの間の期間、収入を繋ぐために支給される国の制度です。

 

会社から解雇を言い渡されたら急に収入がなくなってしまいますよね。

そのため、1日でも早く失業保険を受け取る準備をして、まずは生活費の確保をする必要があります。

 

失業保険の条件とは

失業保険を受け取るにはまず会社をどのように辞めたかによって異なります。

  1. 自己都合で退職
  2. 会社都合で退職(解雇)

 

今回は2番の会社都合で急遽退職を余儀なくされた場合の手続き方法を解説します。

 

この会社都合とは解雇だけでなく、会社が倒産した、有期労働契約(派遣社員など)で更新されなかったことも含まれます。

 

そこで、失業保険を受け取る条件として、

  • 働く意思と能力があり、休職中であること
  • 直近1年間で6ヶ月以上の雇用保険を支払っていた
  • 求職の申請をして7日間待機する
  • 4週間に1回、失業の認定を受ける

があります。

これらの条件を確認していきましょう。

 

条件①:働く意思と能力があり、休職中であること

失業したら誰でも失業保険(失業手当)を貰えるわけではなく、再度社会復帰する姿勢のある人に支給されます。

 

その判断基準としてハローワークに求職することで、働く意思表示をすることができます。

 

条件②:直近1年間で6ヶ月以上の雇用保険を支払っていること

これは過去1年間の給与明細を確認してみて下さい。

 

毎月、雇用保険料としていくらか給与天引きしているかと思います。

雇用保険にもしも加入してなかったら受給することができないので確認しましょう。

 

条件③:求職の申請をして7日間待機する

求職の申請はハローワークに対して行います。

この申請をして7日間程度待機をした後に支給されます。

 

そのため、1日でも早く受け取る場合には、この後説明する必要書類を集めて、なるべく早くハローワークへ行きましょう。

 

条件④:4週間に1回、失業の認定を受ける

失業手当を最大日数受け取るには働く意思を示す必要があります。

そのためには、月に2回ハローワークに通って、就職活動していますと報告をする必要があります。

 

失業手当の受給金額や受給期間はどのくらい?

失業保険,金額

 

まず、失業手当を受け取れる期間の上限がありますが、これは雇用保険の加入期間と退職時の年齢によって異なります。

 

受給期間

縦軸が雇用保険加入期間、横軸が退職時の年齢

30歳未満30歳以上
35歳未満
35歳以上
45歳未満
45歳以上
60歳未満
60歳以上
65歳未満
1年未満90日
1年以上
5年未満
90日120日150日180日150日
5年以上
10年未満
120日180日240日180日
10年以上
20年未満
180日210日240日270日210日
20年以上240日270日330日240日

 

受給金額

受給金額の計算の元は、退職直前の6ヶ月間の給料を元に計算されます。

直近6ヶ月間で受け取った給料(賞与などの臨時も含む)÷180日をして1日あたりの日額賃金を算出します。

 

この日額賃金と年齢を下記の表と照らしながら、ご自身の日額賃金に給付率を掛けて下さい。

 

日額賃金給付率
退職時年齢が29歳以下
2,500円以上
5,010円未満
80%
5,010円以上
12,330円以下
50%〜80%
12,330円超え
13,630円以下
50%
13,630円超え
退職時年齢が30歳以上44歳以下
2,500円以上
5,010円未満
80%
5,010円以上
12,330円以下
50%〜80%
12,330円超え
15,140円以下
50%
15,140円超え
退職時年齢が45歳以上59歳以下
2,500円以上
5,010円未満
80%
5,010円以上
12,330円以下
50%〜80%
12,330円超え
16,670円以下
50%
16,670円超え
退職時年齢が60歳以上64歳以下
2,500円以上
5,010円未満
80%
5,010円以上
11,090円以下
45%〜80%
11,090円超え
15,890円以下
45%
15,890円超え

※表の中の50%〜80%と変動している箇所は複雑な計算式なため。こちらの厚生労働省のサイトを確認してみて下さい。

 

失業手当を受け取る流れ

1日でも早く受給するために、まずは必要書類を集めましょう。

 

必要書類

  • 雇用保険被保険者離職票(直前に働いていた会社が発行する)
  • マイナンバーカード
    (ない場合、通知カード、マイナンバーの記載した住民票、運転免許証、写真付き資格証明書からどれか1つ)
    (上記もない場合、医療保険の被保険者証、年金手帳などで2点用意)
  • 証明写真(縦3センチ、横2.5センチ)×2枚
  • 印鑑
  • 預金通帳もしくはキャッシュカード

を用意しましょう。

 

特に離職票は、会社都合で発行するため、発行が遅い会社もあります。

担当部署や担当社労士の方などに催促するようにしましょう。

 

受給までの流れ

  1. 上記の必要書類が揃ったらハローワークに行きましょう。
    窓口で書類を提出しつつ、求職の申込みをします。
    (求職の申込みをしないと働く意思がないとして、失業手当が支給されません)
  2. 雇用保険説明会に参加
    これに参加をもって失業認定日が決定します。
  3. 失業認定日にハローワークに行き、失業認定申請書を提出する。
  4. この失業認定日から概ね5営業日程度で指定した銀行口座に失業手当が振り込まれます。

 

まとめ:失業保険を早く受け取るには、会社の離職票を早急に貰おう

今回は会社都合で解雇になった場合の手続きの流れを説明しました。

1日でも早く受給するためには、前職が発行する離職票の発行タイミング次第です。

 

会社によっては退職した人の対応は後回しにしがちなため、堂々と発行の催促をしましょう。

 

そして翌月以降も受け取るためには、月に2回の求職活動は行う必要があります。

必ずハローワークの職員の指示に従いましょう。

 

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では最後までお読み頂きありがとうございました!

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