借金がある人が投資をしても良いの?元銀行員が正しいお金の配分を解説

借金がある人でも投資して良い貯金
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今借金がある人で、毎月返済に追われてなかなか資産が貯まらないという方もいるかと思います。

借金返済を優先していくべきか、返済はしつつも毎月少しでも貯金や投資をした方が良いのか悩みますよね。

この記事では元銀行員として、正しいお金の管理や借金がある方での資産形成術を解説致します。

 

借金返済に優先すべき?貯金や投資も並行すべき?

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結論からお伝えすると、今ある借金の金利次第です。

まずはご自身の借金の金利を確認しましょう。

 

住宅ローンであれば1%前後であり、かなり低金利であるかと思います。(昔に住宅ローンを組んでいて2%近い金利であれば今すぐに借換して下さい)

 

しかし、カードローンなど資金使徒が自由な商品であれば10%以上の金利である可能性が高いです。

そのため、金利で判断をして借金返済に優先すべきか、貯金や投資を並行するかを考える必要があります。

 

借金返済優先か、貯金や投資と並行を優先する基準となる金利とは?

そこでどちらを優先するかは、今ある借金の金利が5%を判断基準と考えましょう。

なぜなら株式投資の平均利回りが5%程度、投資信託の平均利回りが3〜5%だからです。

 

もしも、今ある借金の金利が10%程度である場合は、貯金や投資などにお金を回すよりも、毎月の返済に追加で一部返済をすることが望ましいです。

その追加で返済した金額は10%相当の払う金利がなくなるため、間接的には10%の投資ををしたことと同等の効果が得られます。

 

ただし、毎月の余剰資金を全額追加で返済するのは辞めましょう。

理由は後述します。

 

また、住宅ローンなどで低金利の場合は無理に追加で返済などせずに、通常の返済をしつつ別途で貯金や投資をしていきましょう。

 

今ある借金の金利が高くても多少は貯金や投資はした方が良い

現在の借入の金利が高い場合、なるべく通常返済とは別に毎月繰上げで返済することが重要ですが、余裕資金を全額繰上げ返済に回すのではなく一部は、貯金や投資に回すべきです。

 

その理由として、

  • 資産残高=信用であるため
  • 投資を別途積立をしておくことで複利の力を利用できる
  • 人生のリスク分散となるため

ではそれぞれ解説していきます。

 

資産残高=信用であるため

預貯金や投資資金の残高はあなたの資産残高です。

借金返済に一点手中してしまうとと完済までのスピードは圧倒的に早いです。

しかし、完済してから資産形成を始めると0→1のタイミングが遅れてしまいます。

 

特に今後何かしらの理由で再度借入をする必要が来るかもしれません。

住宅ローンや結婚、出産、教育などライフイベントごとに大きなお金が動きます。

その時に金融機関でローン申請をする時に資産が0よりも資産残高が30万円、50万円とあった方が審査は取りやすくなります。

 

投資を別途積立をしておくことで複利の力を利用できる

先ほど株式の平均利回りは5%程度、投資信託は3〜5%程度だとお伝えしました。

そのため、年間の単利で判断するとカードローンなどの金利の方が高く、そちらを優先的に返済した方が効率的かと思うかと思います。

 

しかし、今のうちから少額でも良いので投資信託などで毎月積立投資を始めておくと将来的には複利運用の力で大きな資産へと膨れ上がる可能性があります。

複利運用の凄さはこちらで詳細を解説しています。

複利運用とは?資産を増やすためには最重要である理由を解説致します
資産を作るには複利運用はとても重要です。これから貯金をしよう、投資を始めようと考えている方は複利運用について必ず知っておく必要があります。 この記事では複利運用のシミュレーションを行いつつ、気をつけるべき点についても解説していきます!

 

そのため、毎月の余剰資金を繰上げ返済に充てつつも、少額でも積立投資をすることで借金がありながら、老後資金を作っていくことも可能です。

 

人生のリスク分散となるため

あなたの人生の中でもライフイベントは様々あるかと思います。

上述の通り、結婚や出産、教育などもありますし、病気で一時的に働けなくなることで収入が途絶えてしまう可能性もあります。

これは誰にもでも起こる可能性のあるリスクです。

 

このリスクに対応するには、貯金を少し確保しておいたり、生命保険に少額でも加入しておくなど、

常にリスクヘッジをすることを考えておく必要があります。

 

だからこそ、いくら借入の金利が高くても全額を追加の返済に充てることは望ましくありません。

 

毎月の余剰資金の理想的な内訳は?

では、毎月の余剰資金の内訳はどのような比率にした方が良いのでしょうか。

仮にカードローンなどで金利が10%以上と高い金利であれば、ここに比重は置くべきです。

 

まず重要な考え方として、

自分のライフイベントを想定して、何年後に大きな出費がありそうかを考えましょう。

これは想定、計画なのでざっくりで構いません。

 

仮に3年後にマイホームを購入すると考えた場合、この3年後までに今あるカードローンの借入を完済しておきたいですよね。

 

これを逆算することで、毎月いくらずつ返済に充てれば良いのかを考えましょう。

そして、毎月の余剰資金との差額を積立投資などに使いましょう。

 

もしも残りの期間が3年だと完済まで至らない、もしくは毎月の余剰資金を全額返済に充てる必要がある場合は、無理に3年後に完済を目標としなくても良いです。

 

その場合は例えば、

  • 返済:60%
  • 積立投資:20%
  • 貯金:20%

などでも構いません。

 

ローン残高がかなり減少していれば、審査の通りやすさは違ってくることと、住宅ローンの審査の時に信用情報の確認で毎月多めに返済している努力も分かります。

これは一例に過ぎないため前後しても構いませんが、多めに追加返済しつつ資産を並行で作っていくことが大切です。

 

まとめ:借金を追加で返済しつつも並行して資産形成することが大切

結論としては、借金はなるべく早く完済しつつも、同時に資産形成をすることが大切です。

その理由が、

  • 資産残高=信用である
  • 投資を別途積立をしておくことで複利の力を利用できる
  • 人生のリスク分散となる

ということです。

 

そして、そもそも毎月余剰資金を捻出できない場合は、根本的な毎月の支出を見直すことが大切です。

支出の見直しについてはこちらで書いていますので、参考にしてみて下さい。

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では最後までお読みいただきありがとうございました!

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