20代の貯金の平均っていくらなのか気になりますよね。
仲良い友達でも聞きにくい内容かと思います。
この記事では、
- 20代の貯金の平均額は?
- 貯金する方法を知りたい
- 何から始めれば良いの?
このような方に向けて、FPが20代の貯金額の平均や貯金方法を徹底解説します!
目次
20代の貯金平均額はいくら?
貯金額って友達でも聞きにくく、平均貯金額がいくらなのか気になりますよね。
特にまだ社内で新卒、若手だと給料もそこまで上がっておらず、なかなか貯金ができていない方もいるのではないでしょうか。
そこで、20代の貯金額の平均を確認してみましょう。
種類 | 金額 |
預貯金 | 95.8万円 |
積立型保険 (生保・損保) | 13.0万円 |
個人年金保険 | 10.1万円 |
債券 | 1.4万円 |
株式 | 9.8万円 |
投資信託 | 8.2万円 |
財形貯金 | 7.1万円 |
参照元:金融広報中央委員会
このような結果でした。
貯金の平均額が95.8万円はいかがでしょうか?
多く感じた方もいるかもしれませんが、あくまで平均額です。
一人の人が数万円単位で保有している可能性もありますし、その一人で平均額は大きく変わります。
そのため確認するには中央値も確認する必要があります。
20代の貯金額の中央値はいくら?
そこで20代の貯金額の中央値はいくらか。
なお中央値とは、仮に5人の人がいたら3番目の人の金額であり、貯金額の真ん中にあたる人の金額です。
上記と同じく金融広報中央委員会の公表によると、
というデータでした。
ただこの結果を知って安心せず、今から貯金を始めましょう。
毎月の給料から平均でいくら貯金している?
これから貯金をしていくにあたって周りの人は毎月いくら貯金をしているのか。
まずは実際に貯金をしている人たちの平均額を確認しましょう。
年間の貯金額:年間の収入の手取りの16%が貯金できているというデータでした。
(参照:金融広報中央委員会)
これは実際に貯金をしている人の平均であり、貯金していない人も含めるともっと低くなります。
また、この16%は臨時収入も含めた金額であり、毎月の手取りの16%が貯金をできている訳ではありません。
毎月の給料から20%を貯蓄しよう
上記で貯金ができている人は、年間収入の手取りに対する16%程度が貯金できているというデータでした。
しかし、元銀行員でファイナンシャルプランナーである私からお伝えすると、
毎月の給料の手取りから20%を貯金に回すことが大切です。
手取りが20万円ですと、毎月4万円です。
年間で48万円貯金できます。
将来のライフプランを考えて今月から貯金を始めよう!
なぜ早いうちから貯金するべきかというと、
30代になると人生の大きな買い物、出費が重なってきます。
例として、
結婚式 | 結婚式代の相場は約300万円。 二人で半分ずつとして150万円。 |
出産 | 自治体によって助成金等がありますが、 平均で50万円程度かかります。 |
マイホーム 購入 | なるべく頭金で20%。 3,000万円の自宅購入の場合は600万円。 頭金10%としても300万円必要。 |
このようにマイホームの頭金を10%としてもトータル500万円かかります。
そのため、貯金をしていなくても対応することは可能ですが、その結果、銀行からのローンが増加してしまうのです。
年に1回は旅行行きたいとか贅沢したいとかもあると思います。
上記以外にも、子供の教育費や老後資金を別で貯めていく必要があります。
賞与が入ったらその分も多少貯金に回すくらいの気持ちでいるべきです。
25歳過ぎた頃には周りの友人の結婚式ラッシュがあり、ご祝儀など急な出費が増えたりもします。
貯金するためのおすすめ方法
では貯金を始めるための重要なことを解説していきます。
そこでこの記事でお伝えしたいことが、
- 毎月手取りの20%を貯金に回す
- 給料が入ったら口座引き落としもしくはすぐに別の口座に映す
この2点を徹底して下さい。
貯金をこれからする方はまず貯金をする癖をつけて、毎月の生活費は手取りの20%は元からなかったものと考えましょう。
貯金癖が付いてきたら、少しずつ資産運用などを行い、複利運用で資産形成を加速させるステップに移ります。
貯金する癖がついてきたら、貯金だけでなく積立投資を検討することも大切です。
貯蓄ができるようになったら、こちらの記事で積立投資に関する詳細や重要性を解説しているため、参考にしてみてください。

では最後までお読み頂きありがとうございます!
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