投資信託のアクティブ運用とは?パッシブ運用との違い、購入するのにおすすめ人はどんな人?

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投資信託にはアクティブ運用パッシブ運用がありますが、この2つは何が違うのだろうか。

アクティブ運用の商品はどのようなものがあるのか、購入するのにはどのような人がおすすめなのだろうか。

ファイナンシャルプランナーが購入経験を元に徹底解説致します。

 

投資信託のアクティブ運用とは?

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投資信託は大きく分けてアクティブ運用パッシブ運用があります。

今回の記事ではこのうちのアクティブ運用について触れていきます。

パッシブ運用(インデックス運用)に関してはこちらの記事をご覧下さい。

投資信託のインデックス運用(パッシブ運用)ってなに?知らなきゃ損することをファイナンシャルプランナーが徹底解説!
投資信託を始める前にインデックスって何?何を選べば良いかわからないということもあります。 この記事では投資信託を購入する前にこれだけは知っておかないと損をする情報を書いてます。 投資信託はわかるけど、何を買えば良い?という投資初心者向けに書いてます。

 

アクティブ運用とは目標とするベンチマーク以上の成果を狙うために、リスクとコストをとって、大きなリターンを狙う運用商品です。

ちなみにベンチマークとは目標とする指標のことであり、わかりやすいのが日経平均株価やTOPIXなどの数値です。

 

そのため、アクティブ運用とはリスクをとって、大きなリターンを得ようというハイリスクハイリターン商品という位置付けです。

では、よく比較されるパッシブ運用とは何が違うのでしょうか。

 

アクティブ運用とパッシブ運用の違いとは

パッシブ運用とはベンチマーク(指標)の平均を狙った運用方法です。

 

そのため、なるべく指標通りの成果を狙うため、コストも比較的に少ないことが特徴です。

実際に投資信託を始める際には、ご自身の性格や環境(ライフプラン)を考慮して、リスク度合いで判断すると良いです。

 

まだ、当面大きな支出(住宅、教育など)がないから積極的にリスクをとってでもリターンも得たいという場合にはアクティブ運用が合っているかと思います。

 

アクティブ運用にはグロース投資とバリュー投資がある

アクティブ運用で積極的にリターンを狙う際に、投資先を選ぶ判断材料として大きく分けて2種類あります。

それが、

  • グロース投資
  • バリュー投資

です。

それぞれ、投資信託の投資対象としてどのような角度で投資先を決めているのかです。

 

グロース投資

グロース投資とは、「成長」という意味の通り、成長性のある企業を選定します。

明確な基準などはファンドマネージャー(運用先を選ぶ人)によって異なりますが、商品力や開発力が優れていて、この会社は将来ヒットしそうだな、などと判断をして選定します。

 

バリュー投資

バリュー投資とは企業の株の価値を算定して割安なのかどうかで選定します。

判断基準は異なりますが、利益に対して株価がまだ割安、配当利回りが高いなどからも今後正しい価値になるまで株価が上がる見込みがあって選ぶケースもあります。

 

アクティブ運用のメリットとは

それではアクティブ運用で投資をする際のメリットを確認してみましょう。

  • 大きなリターンが期待できる
  • 投資信託の1商品でリスク分散になる

 

大きなリターンが期待できる

アクティブ運用はファンドマネージャーがベンチマーク以上の成果が出るように、様々な観点から今後上昇しそうな銘柄を選んできます。

 

そのためにも日頃から相場をチェックしており、常に投資信託の投資対象を変更したりしています。

日頃からファンドマネージャーが相場をチェックしているからこそ高い成果が期待できます。

 

投資信託の1商品でリスク分散になる

投資信託の1つの商品でも数10社に対して投資しています。

そもそもの投資信託を購入するだけでリスク分散が図れています。

 

また、アクティブ運用は後述しますが、ファンドマネージャーのコストがかかっています。

だからこそ、市場の不況など価格が下がる見込みの時はファンドマネージャーの判断で一時的に商品の投資内訳として現金比率を高めたりと臨機応変に投資先を変更します。

 

アクティブ運用のデメリットとは

  • 購入、維持コストが高い
  • リスクが大きい

 

購入、維持コストが高い

アクティブ運用の年間平均コストは1.4%と言われています。

そのため、年間の利回りとして単純計算1.4%以上の成果を出さないと赤字です。

(厳密にはコストで引かれた金額で運用するので、1.4%ではマイナスですが)

 

そして、このコストはファンドマネージャーの人件費がかかっているからこそ、コストが高くなってしまいます。

専属コンシェルジュがいるイメージです。

 

そのため、アクティブ運用は投資先も大事ですが、ファンドマネージャーの手腕が大事になってきます。

 

リスクが大きい

大きなリターンを狙うので当然ではあるかと思います。

ベンチマーク以上の成果を求めるがゆえに、リスクも大きくなってしまいます。

 

リスク度合いは標準偏差とシャープレシオを見よう

アクティブ運用はリスクが大きいと説明しました。

そこで、そのリスク度合いを確認する上で、

  • 標準偏差
  • シャープレシオ

この2点を確認するようにしましょう。

他にも指標はありますが、まずはこの2点を確認することで最低限のリスク度合いがわかります。

 

標準偏差

標準偏差はリターンの振れ幅が確認できます。

とある投資商品において平均的なリターンに対して特定のリターン(月次や年次)がどのくらい乖離があるかを関数で計測します。

 

標準偏差の数値が高いと期待しているリターンから乖離が大きくなっている=振れ幅が大きいということになります。

要は、数値が大きいほどリスクが大きいという認識です。

 

シャープレシオ

これはリスクに対してリターンが見合っているかという判断指標です。

シャープレシオがマイナスになっているということは、リスクの方が大きいということです。

 

そのため、購入する商品に迷った時はこのシャープレシオがプラスになっている、効率的にリスクよりもリターンが取れている商品を選ぶことが良いです。

 

まとめ

今回はアクティブ運用に関して解説しました。

 

アクティブ運用で重要なポイントは「リスク」です。

このリスクをどこまで許容できるかをご自身の性格も併せて考えてみて下さい。

 

また、統計データとしてはアクティブ運用よりもパッシブ運用(インデックス運用)の方が成績が高い傾向にあります。

これは、アクティブ運用が高いコストがかかっているのに対して、そのコスト以上のパフォーマンスが出せているファンドが限られているからです。

 

そのため、私としてはアクティブ運用とパッシブ運用の投資信託をそれぞれ分散して購入することをおすすめします。

迷ったら50%ずつ配分して購入してみてはいかがでしょうか。

 

では最後までお読み頂きありがとうございました!

 

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