資産運用をしたいと考えているものの、投資初心者であり、何に投資をしたら良いかわからないと思う方もいますよね。
リスクを理解しないまま投資するのは怖いけど、普段の仕事が終わった後とかに調べるのも大変。
目次
投資初心者でもまずは資産運用を始めるべき?!
投資初心者だからまずは投資の本を読んでから投資しないと、なんて思う方も多いと思います。
自分の資産をリスクに晒すわけですから、最低限の知識を学んでから投資をしたいと思うのは当然のことです。
しかし、投資はとにかく早くから始めること、まずはやってみることをおすすめします。
まずはその理由を解説します。
投資のリスク分散の最大の味方は時間である
投資におけるリスクとは、資産の価値が上がり下がりする振れ幅です。
リスクが大きいほど、資産価値の上下が激しいということです。
そのため、初心者が投資をする上で一番大切なことがリスクを分散すること。
そしてそのためにも早くから投資を始めることで、時間を利用して2軸でのリスク分散を図ることができます。
購入単価を平均化できる
投資をする際に、いつのタイミングで購入すれば良いかはプロでも難しいです。
価格が下がったタイミングで購入し、価格が上がったタイミングで売却すれば利益となります。
この価格が下がった買い時のタイミングを見つけるのは難しいからこそ、早くから投資を初めて毎月積立方法で投資をしていくことで、購入するタイミングを分散することが可能です。
長期投資によって、配当金や分配金も長期的に受け取れる
長期的に保有していると、定期的に(多くは年に1回)配当金や分配金を受け取ることができます。
もしも価格があまり思うように上がらなくても、毎年配当金や分配金などを受け取っているため、トータルで考えると損をしていないケースもあります。
普段は仕事をしていてあまり、相場が見れない方や投資初心者はまずは長期投資として最低でも5年くらい保有する気持ちで投資しましょう。
リスクを一番取れるのは独身時代
投資をまだ初めていない人の多くはもう少し収入が増えたら資産運用を始めようと思っている方もいるかもしれません。
しかし、今後30代、40代になるにつれて収入が上がったとしても、自由に使えるお金はより少なくなります。
なぜならライフプランによりますが、ライフイベントごとに大きな金額のお金が発生します。
- 結婚費用
- 出産費用
- 教育資金
- マイカー購入
- マイホーム購入 他
特に三大支出である、
- マイホーム
- 教育
- 老後資金
このうちの上記2つが発生し始めたら、毎月の収支が赤字になってしまう方もいます。
このような状況だとあまりリスクある運用はしにくくなるため、まだ収入が少ない状況でも独身時代の方が圧倒的に余裕資金はあるのです。
リスク許容度別おすすめ資産運用を紹介します
それでは投資初心者で何に投資したら良いかわからない方に、オススメの資産運用先を紹介します。
ここではご自身の性格や置かれている環境によってリスク許容度は異なってきます。
リスク度合いを3段階にわけてご紹介しますので、まずは資産運用を始めてみましょう。
最初に資産運用先の考え方を解説
資産運用を始める場合にまずは、生活費と運用資金の2つに分けましょう。
生活費は基本的に1ヶ月にかかる支出のトータル×3ヶ月〜6ヶ月分を普通預金に入れておきます。
仮に毎月20万円の支出をしている場合、60万円〜120万円を普通預金に入れておきます。
なぜなら万が一、仕事がなくなった場合でも3ヶ月後には失業保険が入ってくるため、生活に困らない範囲で預金を確保しておくためです。
そして、残りの金額を運用に回しましょう。
リスク許容度:小
こちらはリスクが少なめのプランです。
既に子供がいる家庭や初めての資産運用でリスクを少なめに始めたい方におすすめです。
生活費を除いた運用資金の内訳として、
- 安全資産:6割
- 投資信託の国内株式(ノーロード):2割
- 投資信託の海外先進国株式(ノーロード):2割
このような割合で投資をしましょう。
安全資産とはリスクのない日本の国債などです。
投資信託に関しては、ノーロードといわれている購入時手数料の無料の商品を選びましょう。
これはインデックスファンド言われていて、リスクの低めな運用商品です。
また、投資信託の国内、海外の株式ファンドを購入する際に、何を買えば良いか迷った場合は、
- 上場インデックスファンド(TOPIX)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
この辺りを購入すれば良いかと思います。
リスク許容度:中
こちらはリスクが中間のプランです。
ご結婚してもうあまり大きなリスクはとりたくない、また初めての資産運用だけど少しリスクをとって始めたいなど方におすすめです。
生活費を除いた運用資金の内訳として、
- 安全資産:5割
- 投資信託の国内株式(ノーロード):2割
- 投資信託の海外先進国株式(ノーロード):2割
- 投資信託の海外新興国株式:1割
このような割合で投資をしましょう。
これはリスク(小)に比べて、海外新興国株式を1割足しました。
新興国の株式は値動きが大きくリスクが高まるため、1割のみ追加します。
上述同様、購入先に迷った場合、新興国の投資対象で「人口」をを基準に考えてみましょう。
もちろん投資なため、一概には言えませんが人口が増加傾向にある、特に労働人口が増加している場合は経済の発展伸び代が期待できます。
例えばインドや東南アジアあたりとかです。
気になる国に投資をしている投資信託のファンドを選んでみましょう。
リスク許容度:大
こちらはリスクをしっかりととるプランです。
まだ独身の方や、目標とする資産額が大きめでリスクをとっていきたい方におすすめです。
生活費を除いた運用資金の内訳として、
- 安全資産:4割
- 投資信託の国内株式(ノーロード):2割
- 投資信託の海外先進国株式(ノーロード):2割
- 投資信託の海外新興国株式:1割
- 仮想通貨:1割
このような割合で投資をしましょう。
今度は仮想通貨を足しました。
仮想通貨は値動きがさらに激しいですが、投資対象として購入する場合、メジャーな仮想通貨を購入するようにして下さい。
例えば、ビットコイン、イーサリアム 、リップルなど時価総額の大きい通貨を購入して下さい。
このようなメジャーな通貨であれば価値がなくなるリスクはかなり低いです。
仮想通貨に関してはこちらでも記載しています。

まとめ:リスクに応じて運用先を足していこう
この記事では、リスクを3段階に分けて運用先を紹介しました。
初心者の場合は頻繁に相場をチェックしても正しい判断は難しいです。
そのため、単体の株式やFXは避けています。
オススメの運用先を購入したら1ヶ月に1回程度の相場のチェックでも構わないので、まずは購入してみてください。
そして、リスク商品を保有してから学ぶことはたくさんあります。まずは行動しましょう。
では、最後までお読み頂きありがとうございました!
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