筆者は投資歴10年以かつ銀行で資産運用を経験したことを踏まえて、多くの方のマネーリテラシーをみてきました。
このことから、投資で損をする人の特徴の方向性が分かったので共有します。
この記事では、
- 投資で損をする人の特徴
- これから投資を始める上で知っておくべきこと
- 投資の反面教師を知っておく
このような投資初心者や投資で稼げていない方に向けて、元銀行員が解説します!
目次
投資で損をする人3選とは
- 人の意見を鵜呑みにする人
- 「なぜか」を追求できない人
- すぐに行動しない人
今回はこれらに関して解説していきます!
人の意見を鵜呑みにする人
今はネットで情報が溢れている時代です。
SNSでもネットでも検索すると、〇〇はこれから上がるとか、リスクなく稼げるとか様々な情報があります。
これらの情報は全て【あなたのためではなく、発信者自身のため】の情報です。
株式であれば、その情報を信じて購入者が増えれば、価格は上昇します。
もちろんその中には投資だけではなく怪しいビジネスもあります。
これらは必ず自分で根拠を調べるようにしましょう。
なぜ上昇するのか、
- 業界動向
- 社会事情
- 政府の政策
- 決算内容
など価格が上がるなら必ず理由があります。
他責は、損をした原因を自分以外の人のせいにするため、成長や勉強にも繋がらないため、また同じことを繰り返します。
そのため、また同じように損をする可能性が高いため、「なぜ損をしたのか」を自問自答する癖をつけるべきです。
「なぜか」を追求できない人
これは上述でも触れましたが、価格が下がった時に「なぜ下がったのか」、価格が上がった時に「なぜ上がったのか」これを常に考えることができる人は、長期的に稼げることができます。
株式であれば、少なくとも数ヶ月後の情勢がチャートに含まれていたり、突発的な好材料で一瞬だけ株価が上がり、すぐに下がることがあります。
また、ビットコインであればインフレ対策として購入された、大手企業が参入して信用度が増したなどの理由があります。
これらの価格が上がった、下がった時に【なぜそうなったのか】を考え続けることで自分の経験値の積み重ねとなります。
この「なぜか」を自分の経験値にできないと、運よく儲かった、運悪く損をしたの繰り返しになります。
すぐに行動しない人
投資の世界は変化が速いです。
ここ数年の経済の変化が速いからこそ、投資先の変化が速いのも当然です。
そのため、まずは書籍を10冊読んで勉強してから投資を始めようなどとすぐに投資をしない人は時代に遅れていく可能性が高いです。
実践で経済の変化を肌で感じないと状況は読めません。
いきなり稼ぎ続けることはほんの一握りの人だけです。
最初はビギナーズラックがあったり、損をする方が大半です。
この損失が勉強代なのです。
デモトレードではなく、自分のリアルのお金で運用することで相場感から自分の資産の変動を肌で感じることができます。
- 最初は損をする
- リアルの資産で相場を感じる
これらのためには、【少額で投資をする】ことが大切なのです。
投資をするのは生活費の5,6ヶ月分を確保してから
少額から投資をすることは大切ですが、その前に「貯金残高を毎月の生活費の5,6ヶ月分」はプールしておきましょう。
これは万が一投資で損をしても生活できる水準だからです。
日本では社会保障などが充実しています。
例えば、
- 病気になったら傷病手当金がある
- 会社を任意で辞めても3ヶ月+7日後には失業保険がある
- 重い病気になっても高額療養制度がある
- 最悪、生活保護がある
など、収入が0になる可能性は低いです。
もしも会社を辞めても約3ヶ月程度したら失業保険が入ってきたりと、収入が0になる確率は低いです。
人生のリスクヘッジをするためにも、投資とは別に常に生活資金は確保しておきましょう。
まとめ:投資で損する人の特徴に当てはまった場合は投資を一時ストップしよう
今回は元銀行員がみてきた「投資で損する人」の特徴を3つにまとめて解説しました。
どれか1つでも当てはまったら危険信号があるため、一度相場から離れることも大切です。
そのため、この記事をお読み頂いている方には豊になって欲しいと思います。
また、将来性のある仮想通貨にも興味がある方はまずはこちらでロードマップとして、基本を解説しているのでチェックしてみてください。

では最後までお読みいただきありがとうございました!
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