仮想通貨のリップル(XRP)とは時価総額で常時ベスト5には入っている人気のある仮想通貨です。
これから仮想通貨の投資をしよう、ビットコイン以外の通貨を購入してみようと思った方でリップルとはどういう通貨なのか、将来性はあるのかなど気になりますよね。
目次
リップル(XRP)とは?
リップル(XRP)とは、2021年10月時点では仮想通貨の中で時価総額6位とメジャーな仮想通貨です。
まずは概要も確認しておきましょう。
単位 | XRP |
発行上限 | 1,000億枚 |
開発者 | リップル社 (非中央集権ではない) |
時価総額 | 5.88兆円 (2021年10月14日時点) |
時価総額 ランキング | 6位 |
リップル(XRP)の価格推移とは
リップルの価格の推移をチェックしてみましょう。
【通年】
【2021年7月16日〜2021年10月14日の3ヶ月間】
参照元:CoinMarketCap
過去最高値では、2018年初頭に1XRP=約410円程度でしたが、2021年10月時点では1XRP=125円程度で推移しています。
リップル(XRP)の特徴とは?
ではリップルにはどのような特徴があるのでしょうか。
- 国際送金のインフラを目指す
- 発行されている1,000億の約半分はリップル社が保有
- リップルは取引が行われるごとに徐々に減少する
- リップルはマイニングはない
- 管理する団体が存在する
特徴①:国際送金のインフラを目指す
リップルは銀行間の送金のインフラを担うことを目的として開発されています。
現在では海外送金をすると、数日かかる上に数千円の送金手数料が発生します。
今後リップルが社会実装されることで、従来海外送金に数日要していた送金も、
また、送金手数料も数円〜数十円と圧倒的に安い金額で送金することが可能になります。
特徴②:発行されている1,000億の約半分はリップル社が保有
市場に流通しているリップル通貨は約半分しかありません。
また、約半分がリップル社が保有している理由として後述する、取引するごとにリップルが減少することにも繋がります。
特徴③:リップルは取引が行われるごとに徐々に減少する
リップルを利用して最速な送金をするにはリップルが開発しているリップルネットワークを利用して送金手続きを行います。
その送金手続きを行うたびに微量のリップルが消滅します。
特徴④:リップルはマイニングはない
マイニングとはビットコインなど、送金などの取引が行われると第三者が正常な取引だと認証して初めて取引が成立します。
要は参加者全員で管理しましょうということです。
そしてこの正常な取引だと承認した人が報酬としてビットコインを受け取ることができ、発行枚数が増える仕組みとなっています。
そのため、民間の人はリップルを手に入れるためには取引所で購入する必要があります。
特徴⑤:管理する団体が存在する
管理はリップル社が行っています。
ビットコインなど非中央集権(参加者全員で管理しよう)ではないため、その仮想通貨の意見の相違により価格の大幅な変動が発生します。
その点、リップル社が管理しており、明確な目的を持って開発していることからも他の仮想通貨よりは価格の安定性はあります。
そして、仮想通貨が世界的な送金や決済手段となるためには価格の安定が必須です。
2021年現在の仮想通貨の価格変動では不安定で決済などでは利用しにくい状況です。
リップル(XRP)のメリットとは
ではリップルに投資するメリットはあるのでしょうか。
それぞれ確認していきましょう。
- リップルの通貨は既に発行済みであり徐々に減少する
- 価格の安定性がある(他の通貨に比べて)
- 社会実装に現実性がある
メリット①:リップルの通貨は既に発行済みであり徐々に減少する
これは特徴のところで解説しましたが、1000億枚が発行済みであり、現時点ではこれ以上増えることはありません。
今後リップルが実装されて取引が活発になるほどリップルの枚数は減少していきます。
そのため、社会実装された場合、価格が上がる可能性は十分あるのではないでしょうか。
メリット②:価格の安定性がある(他の通貨に比べて)
市場には約半数の通貨しか市場に出回っていません。
そしてリップル社が管理していることからも他の仮想通貨よりも価格の安定性があります。
実際に冒頭で価格のチャートを掲載しましたが、他の通貨と比較しても価格の変動は少ないです。
そのため、他の仮想通貨の中でも若干リスク度合いは下がるのではないでしょうか。
メリット③:社会実装に現実性がある
仮想通貨には様々な目的で開発されていますが、実装に至る通貨は少ないです。
その中でもリップルに関してはGoogleやAppleなどが出資をしています。
金融機関では、
- シンガポールやイングランドの中央銀行
- アメリカンエキスプレス
- 三菱UFJグループ
- SBIホールディングス
- 三井住友銀行
など世界で100機関以上とも提携をしています。
このように名だたる企業などが認めている状況下であり、信頼度はとても高いのではないでしょうか。
リップル(XRP)の将来性や将来の価格予想については下記の、
「リップル(XRP)の10年後は?今後の価格や将来性、おすすめ取引所を解説」
で解説しています。
リップル(XRP)のデメリットとは
では続いてはリップルのデメリットも知っておきましょう。
- 管理社がいること
- 価格が不安定になってきた
- 価格変動が少ない
デメリット①:管理社がいること
再三ですが、リップル社が管理をしています。
つまりはこのリップル社が万が一経営不振になった場合などには価格の影響があります。
現時点ではGoogleやAppleなどが出資をしている時点で考えにくいですが、ビットコインなどと違って、管理社の影響を受けることになります。
デメリット②:価格が不安定になってきた
参照元:CoinMarketCap
このように直近3ヶ月で確認すると、1XRP=60円程度で推移していたところ、価格が上昇して1XRP=150円程度まで上昇しました。
価格は需要と供給のバランスで決まるため、需要が増加すると価格が上がるのは当然です。
そのため、急激な需要とリップル社の安定性との帳尻が合っていません。
リップル(XRP)の購入先
リップルでは時価総額が常に上位に存在をしており、基本的な国内取引所であればどこの取引所でも購入可能です。
購入先のおすすめとしては、
がおすすめです。
将来性を信じて長期投資をする場合は、セキュリティ面、財務面でも安心なコインチェックで購入して、ガチホするのもアリです。
まとめ:リップルは他の仮想通貨とは違う点が多く、購入するなら将来性を見極めよう
リップルは国際送金問題に着手しており、実際海外送金をする際には数日かかり、数千円かかることはかなり問題かと思います。
だからこそリップルを利用する価値、すなわち将来性はあるのではないでしょうか。
リップルを購入する際のおすすめ取引所の理由などは下記でも解説しています。

筆者が分散して利用している、おすすめの取引所3社は下記で解説しています。

では最後までお読み頂きありがとうございました!
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