仮想通貨のネム(NEM/XEM)は一度2020年8月頃に価格が上がっている通貨ですが、ネムについて気になる方もいますよね。
- ネムのこれからの将来性はどのなの?
- ネムを購入しようと思っているが、どこの取引所がお得に購入できるのか
など気になりますよね。
目次
ネム(NEM/XEM)とは?
ネムについて要点を知っておきましょう。
ネムのメリットやデメリットなど詳細についてはこちらで書いていますので、この記事では要点のみ解説します。
では仮想通貨のネムとはどのような特徴があるのでしょうか。
- ビットコインのようなマイニングがない
- 既に90億XEMが発行されており、新しく通貨は発行されない
- Proof of Importanceという独自の仕組み
- 送金時にメッセージを加えることが可能
ビットコインのようなマイニングがない
ビットコインなどの仮想通貨の一部はマイニングと言われる第三者の承認作業があります。
この承認作業をした報酬として新しく通貨が発行され、受け取れる仕組みですが、ネムにはこのマイニングはありません。
ネムを獲得するには、後述するPoIという仕組みを利用して報酬を受け取ることとなります。
そのため、マイニングのデメリットである、
- マイニングをするハードルが高い(大きな設備が必要など)
- マイニングを扱う通貨の取引量が増えると、承認作業が多くなり、取引に時間がかかる
などを補填することが可能です。
既に90億XEMが発行されており、新しく通貨は発行されない
ビットコインであれば、マイニングをすることにより、新しくビットコインが発行されてユーザーに付与されます。
しかし、ネム(XEM)は既に発行されている通貨から、後述する「ハーベスティング」を行ったユーザーにXEMが付与されます。
そのため、既に発行されているため(供給は一定)、需要が上がれば価格も上がりやすい通貨です。
Proof of Importanceという独自の仕組み
ネムはProof of Importance(PoI)というネム独自の仕組みを作っており、ネムの専用のウォレット(Nano Wallet)があるのですが、
このウォレット内で「保有量」と「保有期間」によってネム所有者の貢献度合いを測り、報酬を与える仕組みです。
元々ネムが生まれた目的が新しい経済であり、平等性を大切にしています。
そのため、ビットコインなどのマイニング方式だと資金力があってマイニングをすることが可能な人や団体がどんどん報酬を得てしまいます。
しかし、ネムは貢献度合いを重要視しているため、一部で熱狂的なファンがいる通貨です。
送金時にメッセージを加えることが可能
このメッセージとは「おはよう」などのメッセージではなく、1回1回の取引ごとにメッセージを加えることで取引などを改ざんできないような仕組みを加えています。
また事業向けにプログラミング不要の独自通貨を開発することができるプラットフォームを作ることができたりと、「ビットコイン2.0」と呼ばれるような仮想通貨です。
当初の目的通り、新しい経済という発想のもとプラットフォームが構築されています。
ネムの今後の価格は上がるの?
ネムの今後の価格は、アップデート予定である「シンボル(Symbol)」が実装した後の信用獲得次第だと感じています。
シンボルの大きなメリットは、
- 処理速度向上
- セキュリティ強化
であり、決して目新しい斬新なアップデートではありません。
しかし実装することができた場合、トランザクション可能数が飛躍的に増加します。
- ビットコインのトランザクション数:5〜8
- シンボルのトランザクション数:約4000
このことからもビットコインよりも処理速度は500倍速くなります。
ビットコインの承認作業には10分かかるため、シンボルでは約1.2秒で取引できる計算です。
このことからもネムのアップデートによる「シンボル」の仕組みが社会実装することができた場合、確実に需要が増えます。
私個人的には、今後の見込まれる需要が大きいため、数年をかけて価格はポジティブになると捉えております。
そのため、コインチェックの自動積立で毎月ネムを購入しています。
ネムが安く購入できる交換業者を順番に解説
まず、仮想通貨をお得に購入するためにも「取引所」で購入することをおすすめしています。
「【仮想通貨】これを知らなきゃ大損!ビットコインの正しい5つの買い方を解説」
理由についてはこちらの手数料の項目で書いていますが、基本的に販売所よりも取引所の方がお得に購入できます。
しかし、「ネム(XEM)」の場合、取引所で購入可能な交換業者はフォビジャパンのみです。
そしてフォビジャパンの取引所では、閑散としており、マーケット参加者が少ないことからそもそも購入をしたくても売りたい人がいませんでした。
ネムの時価総額ランキングは2020年11月2日時点で、24位と決して大きな市場ではないです。
そのため、ユーザー同士で購入する「取引所」だと売りたくても売れないという問題が発生します。
流動性が低いことからネムの場合は取引所をおすすめできません。
ランキングで手数料の安い順を確認しよう
ネムを購入できる交換業者で、交換業者ごとで設定しているスプレット(買値と売値の差額)の安いところを順番に解説します。
※2020年11月2日 10時47分前後
1番安い:DMMビットコインの買値
買値は【10.608円】です。
2番目に安い:コインチェックの買値
買値は【11.013円】です。
3番目に安い:GMOコインの買値
買値は【11.032円】です。
4番目に安い:ビットフライヤーの買値
買値は【11.266円】です。
ネムを購入する際のおすすめ交換業者は?
先ほどのスプレットも考慮して、総合的にネム(XEM)を購入する際のおすすめ交換業者をランキング形式で紹介します。
入金手数料も交換業者によって異なるため、掲載しております。
※2021年11月10日時点
順位 | 交換業者 | 購入手数料 (取引所) | 購入手数料 (販売所) | 入金 手数料 |
1位 | コインチェック ※自動積立推奨 | 取扱なし | 無料 | 1018円 ※積立 は無料 |
2位 | ビットフライヤー | 取扱なし | 無料 | 330円 |
3位 | DMMビットコイン | 取扱なし | 無料 | 無料 |
4位 | GMOコイン | 取扱なし | 無料 | 無料 |
5位 | フォビジャパン | 0.036~ 0.150% | 取扱なし | 無料 |
BITPOINT | 取扱なし | 取扱なし | ー | |
リキッドコイン | 取扱なし | 取扱なし | ー | |
Bitbank | 取扱なし | 取扱なし | ー |
一番安く購入できるDMMビットコインが3位な理由
DMMビットコインが一番安く購入できるのですが、ネムは「レバレッジ取引のみ」なのです。
そのため、レバレッジ取引で倍率を1倍として購入する必要があります。
1倍で購入をすることで現物の通常取引と近い感覚で購入することができますが、ロスカットなどの注意点などもあります。
検討する場合は、理解してからにしましょう。
つまりネムを一番安く購入するには、
- レバレッジ取引を理解すること
- 資金管理を徹底すること
- とにかくお得に購入するためにも手間が苦にならない
これらの条件が加わります。
しかし、利益を得るということは、当然ながら安く購入することが必要なため、手間を惜しまなければアリです。
ネムを購入するなら、ランキング上位3位の中から選ぼう
ネムを購入する際のおすすめ交換業者は、
- コインチェック
- ビットフライヤー
- DMMビットコイン
ぜひこの3社を比較検討してみてください。
ネムの詳細については下記でも書いています。

では最後までお読みいただきありがとうございました!
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