ステラルーメン(XLM)はどのような仮想通貨なのか。
ステラルーメンの今後や購入するとしてもどこの交換業者が一番お得に購入できるのか気になりますよね。
- ステラルーメン(XLM)ってどういう仮想通貨?
- 投資する価値はあるの?
- どこの交換業者(取引所)で購入すれば良い?
目次
ステラルーメン(XLM)とは
ステラルーメン(XLM)とは、個人間の送金や国際送金における問題を解決することを目的として開発された「Stellar」というブロックチェーン上で使用されている仮想通貨です。
単位 | XLM |
発行上限 | 500億180万3812枚 |
開発者 | ステラ開発財団 |
開始日 | 2014年7月31日 |
時価総額 | 1817.5億円 (2020年11月15日時点) |
時価総額 ランキング | 17位 (2020年11月15日時点) |
主な目的 | 個人向け送金/決済 |
アルゴリズム | SCP(独自アルゴリズム) (Stella Consensus Protocol) |
【ステラルーメン(XLM)のチャート】
引用元:Coin Market Cap
対ビットコインに対して価格は下落傾向にあります。
これは10月下旬から11月上旬にかけてビットコインが大幅に増加しているため、ビットコインに対しては下落傾向にある相場です。
なお、対日本円に対しては概ね横ばい〜2020年11月から徐々に増加傾向にある相場です。
ステラルーメン(XLM)の特徴とは
- 個人向けの送金、決済で利用できる
- 中央集権である
- 2019年まで毎年上限を増加し、同年に半分の通貨を消失させた過去がある
個人向けの送金、決済で利用できる
ステラルーメンは個人向けの送金、決済手段を目的として作られています。
世界中の銀行口座を持たない人に対しても、ステラのネットワーク内で送金することが可能です。
また、ステラネットワーク内では、円、米ドル、ユーロなど法定通貨との交換も可能であり、海外送金は非常に取扱いやすくなります。
中央集権である
ステラルーメンは、ステラ開発財団(Stella Development Foundation)が運営、管理していることから中央集権型の仮想通貨です。
しかし、中央集権ですが、ステラ開発財団は「非営利団体」として運営しています。
そのため利益を優先することがないため、ステラルーメン保有者にとって不利な運営が行われる可能性は低いです。
2019年まで毎年上限を増加し、同年に半分の通貨を消失させた過去がある
2019年10月までステラルーメンは毎年1%ずつ、発行上限を増やしていましたが、コミュニティ内の多数で廃止となりました。
そして、同月に550億枚の通貨をバーン(消失)させて供給量が減少しました。
2020年11月現在は残りの約500億枚のうち、205億枚が市場に流通しています。
そのため、今後はこの供給量の減少が市場にどのように影響するかは重要です。
ステラルーメン(XLM)の長所
- SCPという独自のアルゴリズムを採用
- デジタル資産(アセット)を新規に発行可能
- 送金手数料が他の仮想通貨よりも安い
SCPという独自のアルゴリズムを採用
SCPとは、ステラの場合は3分の2のノード(取引情報と接続された世界中にある端末)が同意した取引データから同期されていく仕組みです。
つまりは、
- 信頼が高いこと
- 分数制御を行うこと
- 処理の遅延が抑えられていること
- セキュリティレベル高さ
これらのメリットが期待されます。
デジタル資産(アセット)を新規に発行可能
ステラのブロックチェーン上では新しくデジタル資産を発行することが可能です。
そのため、USDT(米ドル価格と連動した仮想通貨)のように、法定通貨の価格と連動した仮想通貨を発行することも可能です。
将来的には日本円と連動した仮想通貨も発行されるかもしれません。
このような通貨を「ステーブルコイン」呼びますが、今後、法定通貨と仮想通貨の互換性が強まる可能性は高いことから、ステラのプラットフォームが利用される可能性は十分あります。
送金手数料が他の仮想通貨よりも安い
ステラの送金手数料は圧倒的に安く、2020年11月時点では、送金手数料が「0.00001XLM」(2020年11月15日時点:1XLM=8.57円)であり、圧倒的に1円以下の金額で送金できます。
他の仮想通貨でも送金手数料は日本円で数円程度〜数十円程度かかることから、圧倒的に安いことがわかります。
なお、この手数料の安さを狙って、悪意ある人が少額の送金を大量に行って、取引量を圧迫しようとする人がいた場合、送料を大きくかかるようにすることで、悪意ユーザーを排除しています。
ステラルーメン(XLM)の短所
- 中央集権であり、管理者が存在
- 中国居住者は制限されている
中央集権であり、管理者が存在
ステラルーメンはステラ開発財団が管理しています。
そのため、管理しているステラ財団の動向、経営状況などによって価格が左右される傾向があります。
似たようなデメリットとして「リップル」がありますが、リップルは市場には40%程度しか流通しておらず、リップル社が大半を所有しています。
その一方で、ステラルーメンは95%以上が流通していることから、中央集権の懸念は多少少ないです。
中国居住者は制限されている
ステラルーメンはFacebookを通じて利用する仕組みです。
中国はFacebookの利用が禁じられているため、ステラルーメンが利用できません。
中国の市場、人口は世界トップレベルであり、この中国市場が利用できない点はステラルーメンの成長性に欠けます。
仮想通貨ステラルーメンの今後や将来性は?
ステラルーメンの将来性は、
- IBM社と提携しており、提携動向
- 東南アジア圏の普及
が論点となってきます。
IBM社と提携して行っている国際送金プロジェクト「IBM World Wire」の動向が注目です。
このように大手企業との決済手段を強めていくことで実用化が進んでいくため、プロジェクトの進捗は重要です。
また、現在マレーシアやインドネシアで実用化が進んでいます。
ステラは手数料が安く、迅速に送金することが可能です。
そして銀行口座を保有していなくても送金することが可能であり、東南アジアの貧困層を中心に拡大しています。
特に、ライトコインなどの送金手段よりも手数料が安く送金することが可能な点も強みです。
今後もさらなる普及によって、ステラルーメンの価格が上昇するかの判断になるかと思います。
ステラルーメン(XLM)を購入できるおすすめ取引所は?
2020年12月9日現在、ステラルーメンを購入できる国内の交換業者は下記の6社です。
- コインチェック
- ビットフライヤー
- bitbank
- DMM Bitcoin
- GMOコイン
- フォビジャパン
これらの中でもおすすめな取引をランキング形式で紹介します。
では最後までお読み頂きありがとうございました!
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