仮想通貨交換所であるDMMビットコイン(DMM Bitcoin)の手数料は?
手数料やメリット、デメリットは何があるのか、気になりますよね。
ビットコインなどを購入する場合、どこの交換業者を利用するかは悩むものです。
とりあえず先にDMMビットコインの口座開設をしたい場合はこちらから開設ができます。
なお、この記事(サイト)では暗号通貨のことを便宜上「仮想通貨」と表現しています。
DMMビットコイン(DMM Bitcoin)とは
まずはDMM Bitcoinの概要から確認しましょう。
商号 | 株式会社DMM Bitcoin |
設立日 | 2016年11月7日 |
代表者 | 田口 仁 |
資本金 | 28億7000万円 (2021年9月末日現在) |
暗号資産交換業者 | 関東財務局長 第00010号 |
第一種 金融商品取引業 | 関東財務局長(金商) 第3189号 |
日本暗号資産 ビジネス協会 | 正会員 |
取扱数 | 販売所:6銘柄 取引所:なし (BitMatch機能あり※後述) レバレッジ:12銘柄 |
最小購入金額 | 0.001BTC〜 1BTC=100万の場合、1000円相当 |
アプリ有無 | 有 |
取引所・販売所・レバレッジ取引別購入可能な通貨とは
仮想通貨 | BitMatch | 販売所 | レバレッジ取引 |
ビットコイン (BTC) | ◯ | ◯ | ◯ (最大2倍) |
イーサリアム (ETH) | ◯ | ◯ | ◯ (最大2倍) |
リップル (XRP) | ◯ | ◯ | ◯ (最大2倍) |
ビットコインキャッシュ (BCH) | ◯ | ◯ | ◯ (最大2倍) |
ライトコイン (LTC) | ◯ | ◯ | ◯ (最大2倍) |
ベーシックアテンション トークン (BAT) | ◯ | × | ◯ (最大2倍) |
クアンタム (QTUM) | ◯ | × | ◯ (最大2倍) |
ステラ・ルーメン (XLM) | ◯ | ◯ | ◯ (最大2倍) |
ネム (XEM) | ◯ | × | ◯ (最大2倍) |
モナコイン (MONA) | ◯ | × | ◯ (最大2倍) |
イーサクラシック (ETC) | ◯ | × | ◯ (最大2倍) |
オーエムジー (OMG) | × | × | ◯ (最大2倍) |
DMM Bitcoinの手数料は
【入出金手数料】
日本円 | 仮想通貨 | |
入金 | 無料(即時入金) ※振込の場合、振込手数料は、 自己負担 | 無料 ※マイナーへの手数料は、 自己負担 |
出金 | 無料 1日1回/2000円以上 | 無料 1日1回/最低枚数アリ |
【取引手数料】
販売所 | レバレッジ | |
取引手数料 (通常) | 無料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | ー | ポジション金額の 0.04%/1日 |
取引手数料 (BitMatch) | 0.001BTCあたり2円 0.01ETHあたり6円 10XRPあたり6円 | 取引通貨により、 取引単位あたり 3円〜989円 |
DMM Bitcoinの手数料は他社と比べて無料が大半であり、優位性がある。
手数料の観点からは使いやすい交換業者です。
BitMatchとは
これは、参考値はDMM Bitcoinが提示しており、この参考価格を中心にユーザー同士が売買を行うため、「販売所」と「取引所」の中間の売買方法です。
引用元:DMM Bitcoin公式サイト
販売所と取引所のハイブリッド
メリット | デメリット | |
販売所 | 数量を気にせずに いつでも売買可能 | スプレット(間接的な手数料) がある |
取引所 | 比較的、販売所よりも 売買コストが安い | 希望の数量が売買できない こともある |
引用元:DMM Bitcoin公式サイト
もしも、ユーザー同士でマッチで取引成立しなければ、成り行きで成立します。
販売所のデメリットであるスプレット(間接的な手数料)が高いこと、
取引所の買いたい時、売りたい時に売買できない、
相互のデメリットを補った方式です。
DMM Bitcoinのメリットとは
- 取引できる種類が豊富(12種類)
- 取引ツールが多様
- BitMatchという業界初のサービスがある
- 手数料無料が多い
- 365日LINEでカスタマーサービス対応している
取引できる種類が豊富(12種類)
利用できる種類は12種類と国内交換業者の中では多いです。
取引種類は19種類あり(2021年9月時点)、わざわざ他の通貨を購入するのに日本円に換金してから、他の通貨を購入するケースは少なくなります。
取引ツールが多様
レバレッジ取引の場合、
- チャートの変更
- テクニカル指標
- スピード注文
- IFO注文
など、基本的な取引方法はパソコンのみでなく、アプリでも完備されています。
そのため、トレードを行う場合、外出先でもタイミングを逃さずに取引することが可能です。
アプリのみで十分取引可能なツールが揃っています。
BitMatchという業界初のサービスがある
BitMatchに関しては上述しましたが、取引所と販売所のハイブリッドです。
なるべくコストを考えて取引所を活用することをおすすめしたいのですが、マイナー通貨になると流動性が少なくて取引所で売買できないことがあります。
そのため、メジャー通貨以外(ネムなど)の通貨を購入したい方はコストを抑えて購入できるため、おすすめです。
手数料無料が多い
入出金や取引時の手数料無料が多いです。
特にレバレッジ取引をする場合には、それなりの回数を銀行口座から資金移動を行ったりします。
そして、売買タイミングはかなり重要だからこそ、「即時入金」は必須です。
これらも無料なのはありがたいです。
365日LINEでカスタマーサービス対応している
常にLINEでカスタマーサポートを受けることが可能です。
LINE対応なところも気軽さがあって良いかと思います。
このようなサービスが実現できることもDMMグループだからこその規模だからこそですね。
DMM Bitcoinのデメリットとは
- 現物で購入できる種類が少ない
- 取引所がない(実質売買コストは高め)
- アプリがレバレッジ取引向けUI
- レバレッジに重きを置いており、中級者以上向け
現物で購入できる種類が少ない
現物で購入できるのは、
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
- ビットコインキャッシュ
- ライトコイン
- ステラルーメン
の6種類と少ないです。
ただし、レバレッジ取引を上手に活用して、レバレッジ1倍で購入することは可能です。
例えば、ネムを10万円相当購入したい、ネムのレートが1XEM=10円だったとすると、
口座に10万円入金して、1万XEMを購入することで、口座残高=XEM保有残高であり、レバレッジ1倍取引となります。
ただし、1日あたり0.04%の手数料(上記のケースだと40円)が発生します。
注意点として現物取引ではなく、あくまでレバレッジ取引なため、「ロスカット」が存在します。
ロスカット水準は「証拠金維持率が100%を下回ったら強制的に決済」されます。
計算式は省きますが、上記のネムの例だと10万相当のネムを購入し、評価額が、
10万円→約3万7500円まで価格が下がると強制的に決済されます。
取引所がない(実質売買コストは高め)
取引所とは、ユーザー同士で仮想通貨を売買する方法です。
DMM Bitcoinは「販売所」方式であり、仮想通貨を購入する際には、DMM Bitcoinから直接購入することになります。
販売所の購入手数料は無料ですが、スプレットと呼ばれる買値と売値の価格差が間接的な手数料です。
そして、一般的に取引所よりも販売所の方が割高です。
アプリがレバレッジ取引向けUI(見た目)
アプリ画面はレバレッジ取引向けな画面であり、初心者には最初難しく感じるかもしれません。
特にレバレッジ向けの機能(スピード注文やテクニカルチャートなど)があることから慣れるまで抵抗感もあるかもしれません。
レバレッジに重きを置いており、中級者以上向け
取扱通貨やアプリ画面などからもレバレッジ取引に重点を置いている印象です。
レバレッジ取引は利益が増える分、損失も増えることから初心者にはおすすめしない取引方法です。
リスクをしっかり理解した中級者以上が活用しやすい交換業者です。
まとめ:DMM Bitcoinは中級者以上におすすめ
・レバレッジ取引が充実
・取扱種類が豊富
・アプリで取引が十分であり、外出先でも取引が問題ない
・入出金無料であるため、資金移動が多い方にも安心
・BitMatchという独自サービスはレバレッジ取引にも対応
これらのことから、
- 「レバレッジ取引」に今後挑戦しようと考えている方
- 既にレバレッジ取引を行っている方
など、中級者以上の方におすすめです。
また、DMM Bitcoinの口座開設をすると、2000円が貰えます。
※2021年10月1日(金)7時00分~2021年11月1日(月)6時59分
初めての仮想通貨で「とりあえずタダで貰える2000円で取引してみよう」という方も良いかと思います。
では最後までお読みいただきありがとうございました!
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