ビットコインを始めとする仮想通貨は購入時の手数料は株式などと比較すると高いです。
そのため、手数料の安い交換所(取引所)を選ばないとかなり手数料の違いが発生してしまいます。
また、交換所の手数料はちょっとわかりにくいなぁと感じたことがあるかもしれません。
この記事では、
- 仮想通貨の購入時手数料について
- 安く仮想通貨を購入する方法
- ビットコインを安く購入するおすすめ取引所とは
など、仮想通貨初心者に向けて、ビットコインを購入する際にどこの交換所が一番安く購入できるのかを徹底解説します!
目次
仮想通貨取引所の手数料には2種類ある
最初に理解しておきたいこと、注意したいことが交換所(取引所)には購入時の手数料が2種類あるということです。
それは、
- 購入時手数料
- スプレット
この2種類の手数料があります。
購入時手数料はその名の通り、購入時に発生する手数料です。
そして、スプレットとは交換レートの買値と売値の差額幅で間接的な手数料のことです。
ビットフライヤーを例にすると、
【購入時手数料】
【スプレット手数料】
このように、
- 購入時に手数料が発生する場合
- スプレットと呼ばれる買値と売値にレートの差を作り、差額を間接的な手数料として発生する
この2つの手数料が存在するのです。
仮想通貨購入方法である販売所と取引所を理解しよう
上述のように、2種類の購入時手数料があるのには、販売所と取引所の2種類の購入する場所があるからです。
この2種類を理解しておかないと、手数料を多く払ってしまう可能性があります。
イメージとしては、
- 販売所=交換業者から直接購入する
- 取引所=フリーマーケットのように買いたい人と売りたい人のマッチング
このような違いがあります。
販売所はコインチェックやビットフライヤーから直接購入する、
取引所は市場参加者の売りたい人から直接購入するということです。
手数料も含め、安く購入するなら絶対に取引所で購入すること
販売所と取引所のレートと手数料の違いを比較してみましょう。
下記は2020年10月22日14時48分のコインチェックのレートです。
【販売所】
1ビットコイン=137万7735円です。
【取引所】
1ビットコイン=約133万7000円前後です。
このように同じ1ビットコインを購入するのに約4万円も異なってくるのです。
そして、上述のビットフライヤーの画像に記載した通り、
「販売所」でのスプレット差は1万9958円、「取引所」での購入手数料は2005円です。
また、交換所によっては「購入手数料無料!」と謳っているところは、販売所での購入が無料で、取引所は有料であるケースがあるため、きちんとこの違いを理解することが大切です。
なお、基本的には販売所の手数料が無料で、取引所は購入時手数料がかかったとしても”取引所”の方が安いケースが多いです。
ビットコインを購入する際に手数料が安い取引所は?
今までの手数料を考慮しながら、お得にビットコインが購入できる交換業者を比較してみましょう。
なお入金手数料も交換業者によって異なるため、掲載しております。
順位 | 交換業者 | 購入手数料 (取引所) | 購入手数料 (販売所) | 入金手数料 |
1位 | コインチェック | 無料 ※アプリ はない | 無料 | 770円〜 1018円 ※積立 は無料 |
2位 | BITPOINT | 無料 ※アプリ はない | 無料 | 無料 |
3位 | ビット フライヤー | 0.01~ 0.15% | 無料 | 330円 |
4位 | GMOコイン | 0.05% | 無料 | 無料 |
5位 | フォビジャパン | 0.024〜 0.100% | 無料 | 無料 |
6位 | Bitbank | 0.12% | 無料 | 振込手数料 負担あり |
7位 | DMM ビットコイン | 取扱なし | 無料 | 無料 |
上位から安い順に並べていますが、注意したい点として、
調査したところ、交換業者として手数料無料などを謳っているのは「販売所」であり、レートが悪いという交換所も存在しました。
ビットコインの購入は複雑になっているからこそ、【正しい情報】を調べるようにしましょう。
安くビットコインを購入する場合は上位3社で検討しましょう
ビットコインを購入する際のおすすめ交換業者は、
- コインチェック
- BITPOINT
- ビットフライヤー
です。
再三ですが、購入する際は「取引所」(板取引)で購入するようにしましょう。
コインチェックとBITPOINTはアプリでは「取引所」がないため、スマホでもブラウザでログインしましょう。
コインチェックでの取引所(板取引)画面の参考例として、
このようにリアルタイムで市場参加者が注文を出している画面が「取引所」です。
交換業者(取引所)によって強みが違う
今回の記事は「ビットコイン購入における手数料の違い」で比較しております。
しかし、交換業者によってセキュリティ面に強みを置いていたり、取扱数の多さであったり様々です。
再三ですが、交換所ではなく取引所で購入することが大切です。
しかし、取引所で取り扱っている通貨は取引所によって異なるため、取扱数も大事になってきます。
筆者が分散して利用している、おすすめ交換業者3社は下記で解説しています。

では最後までお読みいただきありがとうございました!
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