コインチェック(Coincheck)とは仮想通貨取引所で、有名な交換業者の1社です。
仮想通貨を始めようかと考えた際に、
- コインチェックはどうなの?
- 過去にハッキングあったけど大丈夫?
- メリットやデメリットは何があるの?
- コインチェックの評判はどうなの?
など疑問に思う方もいるかと思います。
目次
コインチェック(Coincheck)とは?
まずはコインチェックの概要から確認していきましょう。
会社名 | コインチェック株式会社 |
親会社 | マネックスグループ(100%株主) |
設立日 | 2012年8月 |
代表者 | 蓮尾 聡 |
資本金 | 1億円 (2020年11月時点) |
暗号資産 交換業登録 | 関東財務局長 第00014号 |
日本暗号資産 ビジネス協会 | 正会員 |
取扱数 | 販売所:15銘柄 取引所:4銘柄 (2021年1月26日時点) |
最小購入金額 | 500円〜 |
アプリ有無 | 有 |
仮想通貨積立 | 13種類で可能 |
貸仮想通貨サービス | 有 |
コインチェック(Coincheck)の評判とは?
それではコインチェックの評判、口コミを確認してみましょう。
ネットやSNSでの評判をチェックしてみました。
良い評判
悪い評判
ネットやSNSでの評判をチェックしてみましたが、サポート体制については両方の意見がありました。
これは担当者によってや、タイミング、運などがあったのかもしれませんが、返信が遅い可能性があるのはデメリットですね。
これらの評判を元にメリットとデメリットをまとめました。
コインチェック(Coincheck)のメリットとは?
- 仮想通貨積立がある
- 国内の取引所では取扱種類が一番多い
- アプリ画面がシンプルでわかりやすい
- マネックスの傘下になることでサポート体制が改善しつつある
仮想通貨積立がある
仮想通貨積立サービスとは、毎月一定額を購入し続ける投資方法です。
価格変動が大きい仮想通貨は、毎月積立で購入することで、購入単価を平均化するメリットなどがあり、リスク分散に効果的な方法です。
私自身、毎月積立サービスで購入していますが、最初に設定をしたら銀行口座から自動引き落としをしてくれるため、面倒が省けます。
なお、仮想通貨を積立で購入することに関しては、こちらで詳しく書いています。

国内の取引所では取扱種類が一番多い
2021年1月26日現在では、15種類の仮想通貨を取り扱っています。
どの銘柄も将来性をチェックして取扱いを開始した仮想通貨であり、将来性に期待できる通貨です。
コインチェックでしか取り扱っていない仮想通貨もあるため、複数の銘柄に分散して購入することもご自身の資産のリスク分散に繋がります。
アプリ画面がシンプルでわかりやすい
アプリ画面は非常にシンプルで初めて見る方でも直感的に操作ができる仕様(UI)になっています。
下の列のところで、
- 販売所:仮想通貨を売買する
- 総資産:資産残高確認
- 入出金:日本円の入出金をする
- 送金と受取:仮想通貨の送金や受取を行う
- アカウント:積立サービスの残高確認や取引履歴、その他
など直感的にどこをタップすれば、何ができるかはわかりやすいです。
マネックスの傘下になることでサポート体制が改善しつつある
過去にネムという仮想通貨の流出事件がありました。
このことをきっかけにマネックスグループの参加に入ったことから、資本強化やサポート体制、社内ルールなど様々な点で改善されています。
だからこそ、サポート体制について、賛否両論があるのかもしれません。
また、マネックスグループの資本強化により、仮想通貨における顧客との分別も行っています。
そのため、現時点では顧客の預けている仮想通貨は、コインチェックの保有する仮想通貨と完全に分離しており、コールドウォレットと呼ばれる、ネットから遮断された場所で管理されています。
コインチェック(Coincheck)のデメリットとは?
- 実質購入手数料(スプレッド)は高い
- 一部の仮想通貨の送金手数料が高い
- ハッキングされた過去はある
- アプリで取引所が利用できない
これらのデメリットもあるかと思います。
なお、評判に二段階認証を設定してからログインが面倒という意見もありましたが、二段階認証はご自身の資産を守るためであり、他の取引所においても設定するべきだと思います。
実質購入手数料(スプレッド)は高い
コインチェックは他の取引所に比べてスプレッドは高い傾向にあります。
そのため、トレードとして大きな金額を取引する方や仮想通貨中級者、上級者には大きなデメリットとなります。
参照元:みんなの仮想通貨
一部の仮想通貨の送金手数料が高い
コインチェックは他の取引所に送金する際に手数料が発生します。
※コインチェック同士は無料で送金できます。
なお、参考に2020年11月27日14時50分時点でのレートにおける日本円換算も記載
仮想通貨 | 手数料 |
ビットコイン (BTC) | 0.001BTC〜0.016BTC ※変動性 約1800円〜約2万8800円 |
イーサリアム (ETH) | 0.01ETH〜0.16ETH ※変動性 約549円〜約8781円 |
イーサリアム クラシック (ETC) | 0.01ETC 約6.6円 |
リップル (XRP) | 0.15XRP 約8.7円 |
ビットコインキャッシュ (BCH) | 0.001BCH 約28.4円 |
ライトコイン (LTC) | 0.001LTC 約7.5円 |
ネム (XEM) | 0.5XEM 約8.7円 |
リスク (LSK) | 0.1LSK 約13.1円 |
ファクトム (FCT) | 0.1FCT 約10.9円 |
モナコイン (MONA) | 0.001MONA 約0.14円 |
ステラルーメン (XLM) | 0.01XLM 約0.20円 |
クアンタム (QTUM) | 0.01QTUM 約2.7円 |
ベーシックアテンション トークン (BAT) | 22.0BAT ※変動性 約522.3円 |
アイオーエスティー (IOST) | 1.0IOST 約0.59円 |
このように評判にあった通り、ビットコインの手数料が高いことがわかりました。
また、2020年11月25日からBTC、ETH、BATの3種類の送金手数料は変動性となっています。
ビットコイン (BTC) | 送金手数料 | ネットワーク手数料区分 |
0.001 BTC | 0.001 BTC未満 | |
0.002 BTC | 0.001 BTC以上 0.002 BTC未満 | |
0.004 BTC | 0.002 BTC以上 0.004 BTC未満 | |
0.008 BTC | 0.004 BTC以上 0.008 BTC未満 | |
0.016 BTC | 0.008 BTC以上 | |
イーサリアム (ETH) | 送金手数料 | ネットワーク手数料区分 |
0.01 ETH | 0.01 ETH未満 | |
0.02 ETH | 0.01 ETH以上 0.02 ETH未満 | |
0.04 ETH | 0.02 ETH以上 0.04 ETH未満 | |
0.08 ETH | 0.04 ETH以上 0.08 ETH未満 | |
0.16 ETH | 0.08 ETH以上 | |
ベーシックアテンション トークン (BAT) | ※ETH手数料区分を適用し、相当額をBATで徴収する。 |
とても難しい設定になっていますが、要はよく利用する方は手数料区分が変動することと、送金額によって手数料が変動するということです。
ハッキングされた過去はある
この過去は簡単には消えないですが、現在はマネックスグループの傘下であり、顧客と資産を分別していたり、法整備もされてきているので、昔よりもかなり安心して取引可能です。
また、二段階認証は必須です。
他の取引所を利用する場合も同じですが、1つの取引所に資産を集中せずに、他の取引所と分散しておくなど対策は必ずしておきましょう。
アプリで取引所が利用できない
アプリで仮想通貨を売買する場合は、「販売所」で購入することになります。
基本的に取引所で扱っている仮想通貨は、取引所で購入した方が安く購入できるため、必ず取引所で購入しましょう。
なお、コインチェックの取引所で取り扱っている仮想通貨は、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ファクトム(FCT)
- モナコイン(MONA)
の4種類です。
まとめ:コインチェックは積立などでサブアカウントとして資産形成のために利用するべき
今回はコインチェックについて評判を元にメリットとデメリットを解説しました。
デメリットである「手数料面」はメインの取引所として利用する場合には長期的に手数料負担が大きくなります。
そのため、積立サービスで毎月積立をしていく、コインチェックでしか購入できない仮想通貨を購入して長期的に保有するような投資スタイルと相性が良いです。
ご自身の投資スタイルと合っている場合は、こちらからコインチェックの口座を無料で開設することができます。
また、こちらではコインチェックの口座開設方法を解説しています。


コインチェックに関する詳細はこちらでも書いています。


また、コインチェックと非常に相性の良い、利回り5%を上乗せする投資方法はこちらで解説しています。


では最後までお読みいただきありがとうございました!
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