投資をしていると常に価格が変動しているため、いつ売却して利益確定をすれば良いかわからないという方も多いかと思います。
もう少し価格が上がったら売却しようと思っていたら、価格が下がってしまったり、積立で毎月購入していたら売り時がわからなくなったりなんて悩みもありますよね。
目次
投資は利益確定が重要
投資は基本的に長期投資が鉄則ですが、利益確定をしてしまうと一度その投資は手仕舞いとなってしまいます。
そうすると長期投資ではなくなるのでは?と思う方もいる方もいるかと思いますが、投資はあくまで売却をして利益確定をした時点で利益が発生します。
そのため、ずっと保有をしていて一時的に含み益となっていても、相場が反転して含み損となることも多々あります。
利益確定をすることも重要ですが、そのためにもルールを作ることが大切です。
ではそのルールをチェックしていきましょう。
利益確定はルール決めが重要
では早速そのルールを確認してみましょう。
投資方法によってもルールは異なるため、それぞれ確認していきましょう。
- 投資信託や株式の積立投資は含み益が20%以上となった場合
- 投資信託や株式の一時金は含み益が5%以上となった場合
- 仮想通貨の積立投資は含み益が50%以上となった場合
- 仮想通貨の一時きんは含み益が10%以上となった場合
これらはあくまで筆者が定めているルールでもあります。
ご自身が想定する利益や許容できるリスク度合いによって、この数値を前後させて構いません。
ただし、その決めたルールは鉄の掟として、決して変更しないようにして下さい。
投資信託や株式と仮想通貨の数値の違いは
投資信託、株式と仮想通貨とは相場の値動きの幅が全然違います。
そのため、仮想通貨に関しては大きく利益が出た場合に利益確定を設定しておりますが、その理由としては下記のシミュレーションについて触れた記事を読むとわかります。
50%の利益は全然可能性として高いことがわかります。
「少額からできるビットコインの積立投資。実績やメリット、デメリットを解説」
また、投資信託などの一時金に関しては、平均的な利回りが3%〜5%程度であることから、
この平均利回りになったら一度利益確定して良いかと思います。
もちろん投資に詳しい方や、定期的に相場をチェックしている方は話が違いますが、あくまで日中仕事をしていてあまり相場を見ていない方は勝ち逃げすることが重要です。
自分の運用状況は月に一度のみチェックする
上記のルールをチェックするためにはご自身の運用状況をチェックする必要はあります。ただし、定期的にチェックしていたら一喜一憂してしまい、メンタルが持ちません。
そして何よりも投資はお金に働いてもらい、お金を生み出すことが目的であり、あなたの本業の仕事に影響が出てしまっては本末転倒です。
そのため、例えば第1土曜日にのみアカウントにログインしてチェックするなどのルールを決めてることが良いです。
その時に、上記のルールに当てはまっていたら一度売却するなどの手続きをすると良いです。
また、その1ヶ月の間に良い相場が来ていたが、チェック時は反転しているなんてこともありますが、あくまで【長期投資】が原則なため、全然気にする必要はありません。
ご自身が想定する利益や許容できるリスク度合いによって、この数値を前後させて構いません。
ただし、その決めたルールは鉄の掟として、決して変更しないようにして下さい。
利益確定をした軍資金は再投資しよう
ここで一度利益確定をすると、現金として戻ってきます。このお金ををそのまま銀行口座に保管してしまうと複利運用の効果がなくなってしまいます。
しかし、一時金としてそのお金を再投資することはおすすめしません。そこで、
これによりさらに投資資金が増えた状態で分散投資をすることができます。
具体的に例を用いると、
利益確定をして現金化したお金が120万円あるとします。
これを5年(60ヶ月)で割ると1ヶ月あたり2万円です。
そして、現在毎月5万円ずつ積立投資をしていると、5万円+2万円ずつで毎月7万円の積立投資を行う。
そうすることで、得た利益も含めて、さらにドルコスト平均法でリスク分散を図りつつ、再投資をすることができます。
なお、筆者はリスク極力抑えるために5年という長いスパンで分割していますが、例えば3年(36ヶ月)で分割して、上乗せしても良いです。
特に仮想通貨の相場は大きく変動するため、短いスパンで分割しても良いです。
まとめ:利益確定はルールを決めて、その後も必ず再投資をする
- 利益確定をするルールを決めて、徹底する
- 相場を見過ぎない
- 利益確定したお金は再度分割して再投資をする
これらを徹底することで、リスクのある投資に対しても堅実な資産形成をすることが可能となります。
あくまで、お金がお金を呼ぶために働いてもらうため、ご自身の作業やメンタル負担は極力なくしましょう。
なお、下記では資産形成をするためのロードマップも解説していますので参考にしてみて下さい。

では最後までお読み頂きありがとうございました。
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