老後資金を貯めるためや、欲しいブランド商品を購入するためなど様々な目的のために資産形成をしたり、余剰資金が欲しいと考えている方は多いですよね。
しかし、現実では毎月の収入から支出を差し引くとなかなか貯金ができなかったりとお金に関する悩みがある方も多いかと思います。
今回のこの記事では資産形成をするために、お金を使う順番を変更するだけで資産形成をすることができる方法をファイナンシャルプランナーが解説していきます。
目次
資産形成するためにはお金を使う順番を変えよう
給料など収入が入ったらお金の管理はどのようにされていますか?
家賃やローンの引き落としのために銀行口座からお金を振替えて、、などを行っている方も多いかと思います。
しかし、このお金の振り分ける順番、そして支出する際の順番を変えるだけで資産を作っていくことが可能です。
そしてお金の使い道の考え方も変えることで資産は誰にでも作ることができます。
ではその具体的な方法を解説していきます。
欲しい娯楽品は配当などで購入しよう
例えば、3万円程度するバッグやアクセサリーなどで欲しい商品があったとします。
これは間違いなく娯楽品ですよね。決して、なくても生活できる物ですから。
そして現在100万円の貯金があったとします。
この状況だと、多くの方が100万円余剰資金があるからそのうちの3万円くらいは支障ないと考えて、
バッグやアクセサリーを購入するのではないでしょうか。
しかし、この100万円から3万円の娯楽品を購入するのではなく、
そうすることで3万円の資産は減らずにバッグやアクセサリーを手に入れることができます。
また、投資信託の平均利回りは3%であることから、3万円を受け取ることは決して難しい話ではありません。
そしてNISAを活用すれば非課税なため3万円はそのまま受け取ることができます。
このように100万円の資産の使い道を変えるだけで、大切な資産を減らすことなく娯楽費や趣味などの費用に充てることが可能です。
収入が入ったら第一優先に貯金をする
給料などの収入が入ったらまずは貯金です。
実際のところはローンがある場合は貯金とローン返済が第一優先です。
ローンも延滞してしまうと信用情報に延滞履歴が2年間掲載されてしまいます。
そのため、延滞は絶対に避けましょう。
そして、貯金に関しては1ヶ月の生活費などを差し引いて、残ったお金を貯金しようと考えていたら一向に貯金はできません。
積立の重要性は複利運用にあります。その複利運用の大切さは下記で書いています。

毎月給料が入ったら真っ先に自動引き落としで積立をしないと必ずどこかで妥協が生まれます。
・今月は知人の結婚式でご祝儀払ったから、、
急な出費は頻繁に発生するものだからこそ、先に貯金分は確保しておき、そして残った金額でやりくりしようとすると案外生活できるものです。
まずは騙されたと思って実践してみましょう。
「少額からできるビットコインの積立投資。実績やメリット、デメリットを解説」
その支出は資産なのか負債なのかを考えよう
資産と負債の判断は多少人によって違うかもしれません。
しかし、資産形成をする上では、
それ以外のモノは資産ではありません。
もちろん上記による資産以外のモノやサービスにお金を使ってはいけない訳ではありません。
娯楽費などにお金を使うことも否定する訳ではなく、適正な支出の範囲で娯楽費や趣味にお金を使うことは全然OKだと思います。
ただし、お金を払う時にはこれは資産のためにお金を出すものとそうでないものを理解してお金を払うようにしましょう。
具体的に何が資産なの?
では何が資産なのでしょうか。例えばですが、
- 賃貸用の不動産
- 株式
- 投資信託
- オウンドメディア(自分のサイト)
- その他お金を生むもの
これらのものが資産です。
これらのものは基本的には労働をしなくてもキャッシュが発生するものですよね。
ということはマイホームなどはお金を生む訳ではなく、購入と同時にローンの返済が待ち構えているため、負債と同じです。
また、マイホームは購入時の価格は不動産業者への手数料や登記費用などが上乗せされているため、一般的にはローン残高以上の価格で売却することは難しいです。
車も同じですが、購入した瞬間には価値としては大きく減ります。
そのため、移動で必ず車が必要な方は中古車など最低限の価格で良いかと思いますし、
都心に住んでいる方はカーシェアで良いと思います。
また、車を利用していない時間にシェアをすることで副収入を得ることができるならば、マイカーも資産として考えても良いかもしれません。
まとめ:お金の使い方や順番など、考え方を変えれば誰でも資産は作れる
今回は資産形成をする上で重要な考え方を解説しました。
- 資産から支出するのではなく、配当から支出する
- 収入が入ったら第一優先で貯金に回す
- 資産と負債の考え方を見直す
この3点を理解するだけで資産を作っていくことができます。
そして、これらが理解できたら誰でもなれる小金持ちへのロードマップへ進みましょう。
具体的な方法は下記で記載しています。

では最後までお読み頂きありがとうございました!
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