現在の仕事が辛かったり、今働いている業界の将来性が見えないから転職したいと思う方もいますよね。
しかし、業界を変えることのメリットやデメリットって何があるんだろう、、

筆者も金融機関からIT業界へ転職したなぁ。
この記事では、
- 業界を変えて転職するメリットとデメリットとは
- 実際に転職した筆者の経験談とは
- 転職をする際の注意点を知りたい
このような疑問に対して、実際に転職した筆者が解説していきます。
目次
別の業界に転職することは可能?
結論からお伝えすると、「問題なくできます!」
筆者が実際に金融機関→ITのベンチャー企業に転職しましたが、他の業界でも問題なくできます。
なお、私自身はIT業界に転職するのに、macのパソコンを触れないレベルでも転職できました。
転職する際には、業種は変えずに業界を変えることで比較的ハードル低く、年収も同等程度で転職することもできます。
業種を変えないとは、営業経験者であれば、銀行の営業マンからITの営業マンとして転職します。
転職後に他の部署に異動願いなどをすることで新しいスキルを身につけることも可能です。
別の業界に転職するメリットとは
早速ですが、別の業界へ転職したいけど、正しくメリットを理解してから決断したいという方にメリットを解説します。
- 新しい知識が身に付く
- 自分のスキルが掛け算になる
- 働き方を変えることができる
- 今までの人間関係をリセットできる
- 副業ができるようになるかも
それぞれ詳細を解説していきます。
メリット1:新しい知識が身に付く
まず新しい業界に転職すると、その業界の知識、スキルが身に付きます。
毎日が新鮮な学びがあってワクワクすることもあるかと思います。
新しいスキルが身に付くことによって、あなたの市場価値が高まり、次の転職が有利になったり、自分でビジネスを開くことができるかもしれません。
メリット2:自分のスキルが掛け算になる
今世の中が求めていることは”唯一無二”です。
新しい業界のスキルと今までのスキルを掛け合わせることであなただけのスキルになるかもしれません。
1万人に1人の人材になるよりも、100人に1人の人材の方が簡単ではないでしょうか。
メリット3:働き方を変えることができる
今までの業界や会社が辛い場合、新しい環境で働き方を変えることができるかもしれません。
これまでの業界は現場ありきでも、新しい会社はリモートワーク(テレワーク)が可能かもしれません。
これからの時代に合わせた働き方ができる可能性もあります。
当然、働き方は転職する際に自分と相談し、適した会社を選びましょう。
メリット4:今までの人間関係をリセットできる
もしも今までの会社の人間関係がギクシャクしていたり、働きにくい環境であったとしても、転職することで一度リセットされます。
仕事で辛い場合は、成長に繋がるかもしれませんが、人間関係の辛さは成長に直結しにくいです。
メリット5:副業ができるようになるかも
新しい業種で働き、スキルを身につけると、そのスキルで副業ができるかもしれません。
今までのスキルを組み合わせてさらにレベルの高い副業をすることが可能かもしれないです。
別の業界に転職するデメリットとは
では別の業界へ転職する際のデメリットもきちんと理解しておきましょう。
- 新しく覚える仕事が多い
- 新しい会社のルールも覚える必要がある
- 人間関係を1から構築する必要がある
- 業界独自ルールが暗黙に存在する
- 失業保険、有給日数などがリセットされる
それぞれ解説していきます。
デメリット1:新しく覚える仕事が多い
業界を変えて転職すると、最初は、
- 新しい業界のこと
- 業界の専門用語
- 仕事の流れ
- クライアント情報
など多岐に亘って覚えることがあります。
筆者も転職した最初は新しく覚えることが多く、毎日夜に勉強したり、朝早めに起きて規定を読んだりしました。
つまり、業界を変えることは簡単なことではないため、気力、体力は重要です。
デメリット2:新しい会社のルールも覚える必要がある
上記の他にも会社のルールや暗黙の了解的なことも覚える必要があります。
大きな会社であれば、会社特有のルールもあったり、社内稟議の流れも異なります。
その為、直接スキルには直結しないことも新しく覚える必要があります。
デメリット3:人間関係を1から構築する必要がある
新しい会社に転職すると、出会いがある分、人間関係の構築は必須です。
同僚や上司とコミュニケーションを取る必要があります。
また社会人として楽しく働くには、最初の対応は重要です。
そのため、気分が乗らない時も笑顔で明るく接するような演技も時には必要です。
デメリット4:先輩が年下になる可能性がある
新しい業界に転職すると、仕事を教わる先輩、上司が年下になることがあります。
筆者に関しては先輩、上司はそれなりに年齢の離れた年下でした。
しかし、当然ながら仕事において先輩であるため”敬語”を使います。
そして仕事を教わるとき、インターンの大学生に質問したりと、”プライドをなくす”必要があります。
デメリット5:失業保険、有給日数などがリセットされる
失業保険を利用して転職した場合はカウントがリセットされます。
もしも転職した後に再度、失業給付金を受け取るには再度所定の月数の勤務年数が必要です。
また、怪我や病気で働けない場合の傷病手当金に関しても一般的に1年間の勤務(健康保険の納付)が必要などの条件があります。
業界が違うと健康保険組合が違うため、0から納付になります。
一般的に有給も6ヶ月の勤務から貰えたりと、補償などに関しては0からだと思っておきましょう。
「最速でFIREする方法とは?2021年にFIREした筆者の方法を解説」
筆者の実体験と転職した流れとは
では筆者の転職した経験を当時の感情を踏まえて紹介していきます。
まず筆者は転職歴は1回のみであり、
という流れです。
転職するきっかけは「金融だけのノウハウでは将来が不安」だからでした。
その思いから転職しようと決めて、将来性を考えて”金融×IT”としてのスキルを身につけるために、IT業界を調べました。
そして、転職するときに使ったサービスは「ウォンテッドリー」という転職アプリです。
気軽に企業を調べて、まずは社員と一緒にランチを食べるなど気軽な接触をできるのがメリットです。
3社に声をかけて、実際に訪問、ランチをしてそのうちの1社がトントン拍子で面接、内定、転職に至りました。
転職する際の注意点についても解説していきます。
違う業界へ転職する際の注意点とは
では別の業界に転職する際に注意することを知っておきましょう。
- 複数の転職サイトやエージェントに登録する
- 友人の声を大切にしよう
- 転職先に複数回は接触、話を聞く
- 自分が役に立てることを整理する
- 面接時はたくさん質問しよう
それぞれ詳しく解説していきます。
注意点1:複数の転職サイトやエージェントに登録する
筆者はウォンテッドリーで転職しましたが、結果論であり、様々な媒体によって出会いが異なります。
そのため複数のサイト、アプリ、エージェントに登録しましょう。
それぞれの媒体で掲載されている企業は異なるため、出会いの数を増やしましょう。
注意点2:友人の声を大切にしよう
友人の声は客観的な視点から自分を見てくれるため、貴重な意見をくれます。
この意見は的を得ていることが多く、バイアス(固定概念)のかかっていない視点で物事を見てくれます。
転職する先の企業は未知の業界だからこそ、友人に相談をして意見をもらってみましょう。
注意点3:転職先に複数回は接触、話を聞く
転職をする際の企業は最低でも複数回は接触をしましょう。
社員とランチに行く、話を聞きに行く、面接を複数回行う、社内訪問をするなど。
1、2回の訪問では見えない部分が必ずあります。
これらを見落として違う業界に転職すると、かなり大変な思いをしてしまいます。
特に筆者の経験上、業界を変えると最初は些細なこともわからないため、気軽に仕事を聞く環境は大切です。
注意点4:自分が役に立てることを整理する
業界を変えることは自分にとってプラスになることが多いです。
しかし、企業からすれば中途採用組でも業界経験がないため、採用するのには勇気も必要です。
そして給料を貰う以上、自分も貢献する必要があります。
そこで、自分はどのスキルなら、業界が変わった先でも企業に貢献できるのかスキルの棚卸しをしましょう。
例えば、
- 営業力
- プレゼン資料の作成
- 電話応対力
- Excelなどを駆使した効率化を図る
など、今までの仕事で身につけたスキルで、新しい会社でも貢献ができることを思い出し、アピールもしましょう。
注意点5:面接時はたくさん質問しよう
業界が違うため、新しい業界ではわからないことだらけで当然です。
それは面接する相手もわかっています。
しかし、知らないまま転職するのは危険だからこそ、些細なこともたくさん質問しましょう。
当然初歩的なことはネットで調べてから行くべきですが、”これを聞いたら評価が下がる”などは思わず、また勤務条件などもハッキリと質問しましょう。
質問力があることは、ビジネススキルとしても重要であり、質問をしないことこそマイナス評価になりかねません。
まとめ:別の業界への転職は可能。デメリットを理解することで将来へ繋がる
今回は別の業界へ転職するか悩んでいる方に向けて、筆者の経験談を交えて解説しました。
別の業界へ転職することは可能ですし、将来のためにはプラスになる可能性が十分ある行動です。
ただし、その分覚えることなどが多く、最初は大変な一面もあります。
デメリットを理解して行動することで耐えることもできます。
あなたの大切な人生のためにもよく検討してみましょう。
また、人生を楽しむ上ではFIREという生き方もありますので、参考にしてみてください。

では最後までお読みいただきありがとうございました。
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