ビットコインを始めとする仮想通貨を購入しようと思っても、どこの取引所(交換所)を利用すれば良いのか迷いますよね。
仮想通貨取引所によってメリット、デメリットは異なるため、投資方法によっておすすめは変わってきます。

仮想通貨ってどこで買えば良いかわからないんだよなぁ。
トレーダーがおすすめする取引所から選びたい。
この記事では、
- 仮想通貨をこれから始める方
- どこの取引所で仮想通貨を購入するか悩んでいる方
- おすすめ取引所のメリット、デメリットを知りたい
- 仮想通貨歴5年以上の筆者の意見を聞きたい
このように仮想通貨をどこで購入するかおすすめを知りたい方に向けて、おすすめの国内取引所をランキング形式で紹介します。
この記事で紹介する3社の取引所は筆者が利用している3社でもあります。
目次
仮想通貨取引所おすすめランキングの基準とは
おすすめする仮想通貨の取引所はそれぞれメリットやデメリットがあります。
そこで、このランキングでは仮想通貨に投資をする際に重要な要素、
- 手数料
- 使いやすさ
- 取引所の信頼性
- 仮想通貨の取扱数
- セキュリティ
この5つの項目に着目して解説していきます。
なるべく取引所は2,3社程度を開設するようにしましょう
・取引所によってメリットが異なるため、各社の強みを活かすために投資目的によって使い分ける
・仮想通貨業界は自己責任であり、資産は自分で守る必要がある
→1つの取引所に通貨をまとめるのではなく、分散することもリスクヘッジに繋がります。
・取引所によって取り扱う通貨が異なるため、分散することで様々な通貨を購入できる
仮想通貨取引所おすすめランキングベスト3
第1位:コインチェック(Coincheck)
【手数料】
★★★☆☆
【使いやすさ】
★★★★★
【取引所の信頼性】
★★★★☆
【仮想通貨の取扱数】
★★★★★
販売所:17銘柄
取引所:4銘柄
【セキュリティ】
★★★★☆
それぞれの理由をチェックしよう
手数料
コインチェックの手数料は高めの設定です。
そのため、通常の購入ではコインチェックはあまりおすすめできず、通常の取引は他の交換所を利用する方が良いかもしれません。
使いやすさ
購入画面やマイページは非常に見やすいです。
とてもシンプル設計であり、初心者が最初に口座開設する先としては非常におすすめできます。
取引所の信頼性
過去にネムという仮想通貨をハッキングされた事件があったため、その記憶は拭えない点もあります。
しかし、現状は会社と顧客の仮想通貨を分離しており、セキュリティの強化に努めているため、信頼は回復しています。
仮想通貨の取扱数
仮想通貨の取扱数は国内最大級であり、申し分ないです。
海外取引所に比べるとかなり数は少ないですが、日本は法整備が着実に進んでおり、金融庁の登録が必要です。
そのため、仮想通貨の中も信頼性の検証をして取扱いを始めているため、この17種類は詐欺ではないです。
セキュリティ
コインチェックはマネックスグループになったことにより、資本力が増加してセキュリティ強化を行いました。
コインチェックのメリット
- 仮想通貨積立がある
- 国内の取引所では最大級の取扱い通貨数
- レンディングで仮想通貨を貸して利息を得ることができる
- アプリ画面やログイン画面がシンプルで抵抗感がない
- マネックスの傘下になることでセキュリティが強化された
コインチェックのデメリット
- 実質購入手数料は高い
- 仮想通貨FXができない
- ハッキングされた過去はある
第2位:GMOコイン
【手数料】
★★★★★
【使いやすさ】
★★★☆☆
【取引所の信頼性】
★★★★★
【仮想通貨の取扱数】
★★★★☆
販売所:17銘柄
取引所:7銘柄
FX:10銘柄
【セキュリティ】
★★★★★
それぞれの理由をチェックしよう
手数料
GMOコインは手数料が非常に安いです。
円の入出金手数料、仮想通貨の入出金ともに手数料が無料です。
また、お得に購入できる”取引所”では7種類もの通貨を取り扱っています。
かつ”販売所”のスプレッド(間接的な手数料)も他社と比較(筆者調べ)して低いことから、積立投資にも適しています。
(積立投資の場合、どの交換所も”販売所”で購入します)
使いやすさ
アプリの購入画面やマイページは基本的にわかりやすくはなっています。
そのため、シンプルさには欠ける印象があります。
取引所の信頼性
GMOコインは、大手GMOグループだからこその信頼性、安心感があります。
金融取引ではGMOグループを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨の取扱数
取扱自体は17種類と国内交換所で2番目に多いです。
種類ではコインチェックに引けを取るものの、国内でもメジャーな仮想通貨は取り扱っています。
セキュリティ
- 顧客との仮想通貨(暗号資産)の分別管理
- 顧客の仮想通貨はコールドウォレット管理
- マルチシグ対応
- システムへの侵入対応
など、セキュリティ対策は万全です。
他社同等のセキュリティ対策は施されていると考え良いです。
GMOコインのメリット
- 手数料が安い
- GMOグループの安心感
- 積立が月500円から購入可能
- 取引所の取扱が多い
- レバレッジ取引が豊富
ビットフライヤーのデメリット
- アプリのシンプルさに欠ける
- レバレッジ取引も同アプリ内であり、自己管理が重要
(初心者が欲を出してレバレッジ取引を始める可能性も)
第3位:ビットポイント(BITPOINT)
【手数料】
★★★★★
【使いやすさ】
★★★★☆
【取引所の信頼性】
★★★★☆
【仮想通貨の取扱数】
★★★☆☆
販売所:8銘柄
取引所:8銘柄
【セキュリティ】
★★★★☆
それぞれの理由をチェックしよう
手数料
BITPOINTの手数料は入出金無料であり、販売所、取引所の購入手数料も無料です。
日本円の入金も「即時入金」を活用することで、手数料がかかることはありません。
BITPOINTはお得に仮想通貨を購入するにはトップレベルの交換業社です。
販売所ではなく、取引所(板取引)を利用することで、コスト面では国内取引所で一番お得に購入できる取引所です。
使いやすさ
取引画面はシンプルであり、見やすい画面です。
左のメニューから直感的に項目を選んでいくことができるかと思います。
ただし、お得に購入できる「取引所」は、メニューの下側にある「BITPOINT PRO」からであり、少しわかりにくさもあり、★4つにしています。
取引所の信頼性
BITPOINTは2020年8月時点で、ETH、BCH、LTCの取引量が国内No1と利用量が多い取引所です。
2020年11月からはレンディングサービスを開始したりと、サービス拡充も図っている取引所です。
他社と比較をすると後発組ではある点から★を4つにしています。
仮想通貨の取扱数
取扱数は8銘柄であり、国内交換所の中での取扱数は中堅です。
コインチェックやGMOコインではないと購入できない通貨もあるため、これらと比較すると見劣りしてしまいます。
セキュリティ
・ユーザーとBITPOINTが保有している仮想通貨は完全に分離して管理
・ユーザーの仮想通貨はコールドウォレットで保管
・2段階認証対応
・AppGuard(全てのプログラムを隔離し、適正に動作するプログラムのみを稼働可能にする特許技術)を導入
顧客から預かっている仮想通貨は完全にコールドウォレットに入れているため、ネット回線から遮断されています。
BITPOINTは2019年12月に一新し、セキュリティ対策がきちんと行われている交換所です。
BITPOINTのメリット
- 基本手数料が安い(無料が多い)
- 取引所でも6種類の取扱いがあり、国内で一番お得に購入できる通貨が複数ある
- アプリや取引画面がわかりやすい
- 仮想通貨を貸し出すことが可能
- FX取引(レバレッジ取引)が可能
BITPOINTのデメリット
- 取扱種類は多くはない
- 取引所はアプリにないため、ブラウザから購入する必要がある
- シンプルさが強く中級者以上のサービスが少ない
まとめ:各取引所の強み、弱みを理解して分散して利用しましょう
今回は私がおすすめする取引所ベスト3を紹介しました。
それぞれの取引所でメリットとデメリットがあります。
筆者としては、
●積立投資と一部取扱が限定している通貨はコインチェック、GMOコイン
●通常の取引はGMOコインかBITPOINT
●3社の中で「取引所」で取り扱っている通貨を優先的に購入
●その他、気になる通貨は3社の中で個別に追加購入or積立投資をする
このような利用の仕方が良いかと思います。
状況に合わせて判断してみてはいかがでしょうか。
また、筆者はコインチェックとGMOコインに分散して積立をしています。
そして、ビットポイントにも3%の固定金利で貸し出しています。
このように、長期投資をする場合は追加で金利を得ることも含めて、今回の3社をおすすめしています。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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