仮想通貨投資が加熱している今、興味はあるけど怖いというイメージがある方もいるのではないでしょうか。
リスクがあるからこそ適切な資産管理をする必要がありますが、正しい投資をすることで資産形成の強い味方になります。

仮想通貨を始めてみたいけどリスクが高そう。
正しい稼ぎ方を知りたいなぁ。
この記事では、
- 仮想通貨初心者や始めたばかりの方
- 堅実に稼ぎたい
- 長期投資でリスクを少しでも減らしたい
- 仮想通貨での正しい稼ぎ方を知りたい
このような方に向けて、仮想通貨歴5年以上の筆者が長期で正しく稼ぐ方法を解説します!
目次
仮想通貨初心者が稼ぐ方法とは
仮想通貨で稼ぐ方法はいくつかあります。
- 現物を購入して値上がりしたら売却する
- 仮想通貨レンディングで利息を得る
- レバレッジ(FX)取引で稼ぐ
- DeFiを活用してステーキングで利息を得る
- 草コインを購入して大きな利益を狙う
- ICOに参加して上場を待つ
これらの稼ぐ方法がありますが、それぞれ方法やリスクとリターンの関係性も異なってきます。
まずはそれぞれの稼ぎ方やリスク、難易度を理解しましょう。
稼ぎ方別のリスクや難易度とは
では上記のそれぞれの稼ぎ方やリスク、難易度を理解しましょう。
現物を購入して値上がりしたら売却する
これは通常に仮想通貨を購入して、値上がりしたら売却するシンプルな投資方法です。
【リスク】
★★☆☆☆
【難易度】
★☆☆☆☆
値動きは大きいため、もともと他の投資に対してはリスクが高いですが、後述する稼ぐ方法よりはリスクが低いです。
また、取引所で口座を開設して、日本円を入金して仮想通貨を購入するだけであり、難しくありません。
仮想通貨レンディングで利息を得る
レンディングとは、保有している仮想通貨を取引所(交換業者)に貸し出すことで利息を得る方法です。
つまり、「インカムゲイン」収入になります。
国内取引所だと、固定金利で年利3%〜5%程度の利率です。
【リスク】
★★☆☆☆
【難易度】
★☆☆☆☆
リスクが★2の理由として、レンディングするとその間は取引所の仮想通貨として扱います。
通常に仮想通貨を預けている際は、取引所とあなたの仮想通貨は分別管理されているため、
万が一取引所が破綻した場合でも保全されています。
しかし、レンディングで貸している間の仮想通貨は取引所の所有となるため、万が一破綻した場合、
その仮想通貨は返ってこないリスクがあります。
ただし、貸し出すことで3%〜5%の金利は必ず貰える点ではリスクは低く稼げます。
手続きもアカウント内で貸し出し申請するだけであり、非常に簡単です。
レバレッジ(FX)取引で稼ぐ
レバレッジ取引は、口座に入金してある資金の2倍〜4倍の取引量として運用することができる投資です。
通常よりもハイリスクになる一方で、信用取引であるため、「売り」から取引スタートすることが可能です。
【リスク】
★★★★☆
【難易度】
★★★☆☆
リスクは非常に高まります。
ビットコインの1日の平均価格変動は概ね4.5%程度です。
数日で10%程度価格が減少する可能性もあります。
レバレッジをかけていたら、数日で20%〜40%も資産を減らす可能性があります。
DeFiを活用してステーキングで利息を得る
DeFiとは分散型金融のことであり、世の中のお金を必要としている方にブロックチェーン技術を活用して直接貸し出すことです。
この稼ぎ方をするには基本的に海外の取引所(バイナンスなど)の口座を開設して、ステーキングする箇所を選択して、貸し出すことになります。
感覚としては、上記の仮想通貨レンディングと同じですが、リスク度合いが全く異なります。
【リスク】
★★★★☆
【難易度】
★★★★☆
海外の取引所を活用すること、そしてビットコインから馴染みのない仮想通貨に交換するため、上級者向けと考えてください。
また送金先を間違えると、送った仮想通貨は貸し出しできない上に戻ってきません。
海外の仮想通貨取引所使ってたら送金ミスって15万とんだかも
— 卒論燃やす (@sigureteiru) February 24, 2021
草コインを購入して大きな利益を狙う
草コインとは時価総額の低い仮想通貨のことで、これから上がる可能性を信じて購入し急騰を狙います。
かなりのハイリスクというか、「賭け」に近いです。
【リスク】
★★★★★
【難易度】
★★★☆☆
リスクは非常に高いです。
大半が価格が上がらないものと考えた方が良いですが、過去に数十倍、数百倍になった事例は存在します。
難易度的には海外の取引所で購入するだけであり、複雑というわけではないです。
ICOに参加して上場を待つ
ICOとは、仮想通貨を開発していく上で資金調達をする時に出資をすることです。
出資者は、出資した代わりにその仮想通貨を安価で取得することができます。
しかし、ICOは誰でもすることができ、大半が詐欺のケースが多いです。
プロジェクト内容だけは”っぽく”見せておき、資金調達したら「トンズラ」するケースは多いです。
しかし、イーサリアムなど今の仮想通貨業界を担っている仮想通貨は、当初ICOの際に1ETH=30円で募集しました。
現在は、1ETH=約17万円であるため、5666倍になっています。
【リスク】
★★★★★★
【難易度】
★★★★★
詐欺の見極めが難しいからこそリスクはマックスであり、プロジェクト内容は全て「英語」、送金など複雑さもあります。
仮想通貨初心者が長期で稼ぐには
まず初心者が長期で稼ぐには、
- 現物を購入する
- 仮想通貨レンディングをする
この2種類が堅実です。
上記で紹介した他の稼ぐ方法は初心者向きではありません。
仮想通貨を購入して、その仮想通貨を取引所(交換所)に貸し出しましょう。
仮想通貨初心者が長期稼ぐ際の注意点とは
長期期間をかけて稼いでいくことに対するリスク回避も考える必要があります。
- 仮想通貨のハッキングリスク
- 取引所の破綻リスク
- 長期的に値上がりが見込まれない通貨の購入
これらを特に気にする必要があります。
仮想通貨のハッキングリスク
このリスクの対策としては、「国内取引所に預けること」です。
国内取引所は、金融庁の認可を得ており、またルールとして取引所の仮想通貨と顧客の仮想通貨は分けて管理する必要があります。
取引所の破綻リスク
まず「通常に預けている仮想通貨」に関しては、上記同様に保全されているため、0になることはありません。
時間は要する可能性がありますが、破綻時点での時価総額で戻ってくるためなくなることはありません。
そして「レンディングとして貸している仮想通貨」に関しては、万が一取引所が破綻した場合はその仮想通貨に関しては戻ってきません。
そのため、保有している仮想通貨を全てレンディングするのは辞めましょう。
2021年3月時点では、仮想通貨市場が盛り上がっているため、むしろ取引所は儲かったいること、
そして、2018年にコインチェックがネムという仮想通貨を当時580億円相当がハッキングされても、マネックスグループの傘下に入ることで破綻を免れています。
そのため、取引所が破綻するというリスクは非常に少ないですが、リスクとしてあることを理解しておきましょう。
長期的に値上がりが見込まれない通貨の購入
これからの仮想通貨は「社会的に必要とされるか」が重要となります。
そのため、将来性を見極める必要があります。
まず前提として「国内取引所で取り扱っている仮想通貨」から選びましょう。
金融庁の厳しい審査を通過した仮想通貨です。
もしも、何を購入すれば良いかわからない場合は、「2021年おすすめの仮想通貨とは?その理由と購入できる取引所」で筆者のおすすめを紹介しています。
仮想通貨初心者が長期で稼ぐ手順
長期で稼ぐ手順は非常にシンプルです。
- 国内取引所のアカウント(口座)を開設
- 日本円を入金する
- 円で仮想通貨を購入する
- 一部はそのまま、一部をレンディング申請する
これでOKです!
なお、取引所は長期で保有する取引所とレンディングで貸し出す取引所で分けておくことがおすすめです。
おすすめの取引所は下記でベスト3で解説しています。
どれも無料で10分程度あれば手続きできるため参考にしてみてください。

なお筆者は、
- コインチェックとビットフライヤー=長期保有用
- BITPOINT=一部長期保有+レンディング
このようにしています。
まとめ:仮想通貨初心者が長期で稼ぐには、長期保有+レンディングをしよう
今回は仮想通貨で稼ぐ方法を解説しつつ、長期で稼ぐ方法を解説しました。
大切なことは、「長期だからこそのリスクを軽減させること」です。
そのためにも取引所選びとしても、セキュリティ面なども考慮して検討しましょう。
再三ですが、下記のおすすめベスト3ではセキュリティなども考慮しているため、この3社を選択すれば間違いありません。

では最後までお読みいただきありがとうございます!
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