仮想通貨に投資を始めようと思っているけど、たくさんの仮想通貨があり、何を購入すれば良いかわからない方も多いのではないでしょうか。
投資の鉄則は分散投資だからこそ、1つの仮想通貨よりも分散して購入することが重要です。
この記事では、
- 仮想通貨のポートフォリオはどのように選べば良い?
- ビットコインは高値で買いにくい
- 他の仮想通貨は何を買えば良い?
このように仮想通貨の投資に対して悩んでいる方に向けてトレーダーでFPが適切なポートフォリオの作成を徹底解説します!
目次
仮想通貨の適切なポートフォリオとは
ポートフォリオとは資産配分の内訳ですが、資産運用の鉄則は「1つに集中しないこと」です。
そして、適切なポートフォリオを選ぶには仮想通貨の目的を理解することが重要です。
なぜなら仮想通貨にはそれぞれ目的がありますが、似ている目的もあり、それぞれはライバルにもなります。
だからこそ似たような目的の仮想通貨を複数購入するのはリスクが高まるのです。
投資信託で考えると、投資先が日本国内の株式に集中しているのと同じなのです。
大切なことは管理できる範囲で分散投資
分散投資は非常に重要だとお伝えしましたが、10銘柄、20銘柄とたくさん買えば良い訳ではありあません。
購入先の仮想通貨によって価格変動は発生しますが、ご自身が管理できる範囲で購入することで自分で管理ができるようになります。
数だと3〜5銘柄程度の仮想通貨に抑えておきましょう。
なぜなら、年に1回程度は思案状況をチェックしてリバランス(資産の配分を見直す)ことも重要です。
そのため、ご自身で把握できる範囲で購入しておく必要があるのです。
このリバランスについてはこちらで詳しく解説しています。
「資産のポートフォリオは年に1回見なそう!FPの資産配分も完全公開」
仮想通貨の特徴を知ろう
では、ポートフォリオを考える際にも、仮想通貨それぞれの目的を理解しておきましょう。
仮想通貨によって、
- 価値の保存
- 送金、決済のため
- プラットフォームのため
- 取引所(交換所)活用のためのトークン
- その他
と目的が異なります。
これは投資で考えると、株式、債券、不動産などと投資対象が違うように、仮想通貨にも様々な種類があります。
まず上記の目的はかなり大雑把に分けてましたが、このように棲み分けをして、考えることが大切です。
分散投資をするためにも複数の目的別に分けて、仮想通貨を購入しましょう。
価値の保存
- ビットコイン(BTC)
送金、決済用
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン (MONA)
→投げ銭としても利用されている - ステラルーメン(XLM)
プラットフォーム用
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ネム(XEM)
- ファクトム(FCT)
- クアンタム(QTUM)
- アイオーエスティー(IOST)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
- エンジンコイン(ENJ)
- トロン(TRX)
取引所(交換所)活用のためのトークン
- フォビトークン(HT)
- リキッドトークン(QASH)
その他
- ベーシック・アテンション・トークン(BAT)
「Brave」というブラウザ上で利用される仮想通貨であり、デジタル広告の新しいエコシステムを目指して開発された。
上記の目的別でそれぞれを選ぼう
上記の仮想通貨は国内の取引所で購入できる仮想通貨です。
これらの中からそれぞれで将来性のある仮想通貨を選んで購入することで、リスク分散を図ることができ、適切なリスク管理が可能です。
どの仮想通貨がどこで購入できるのかは、こちらの仮想通貨別の一覧表で確認できます。

まとめ:仮想通貨ごとの目的を知り、複数の仮想通貨を持つことでリスク分散ができる
今回は仮想通貨を購入する際の正しい、購入方法、ポートフォリオの保有の仕方を解説しました。
重要なこととして、
- 仮想通貨によって目的が違うからこそ値動きが違う
- 同じ目的を持った仮想通貨同士を購入してもリスクが高まる
- それぞれにも目的があり、異なる目的の仮想通貨を組み合わせる
これらが非常に重要なリスク管理です。
分散して購入することがわかったとして、何がおすすめの仮想通貨なのかがわからない方は下記でおすすめの仮想通貨を紹介していますので、参考にしてみてください。

では最後までお読み頂きありがとうございました。
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