仮想通貨投資をする上で、投資に慣れてきた方は海外の取引所(バイナンスなど)を利用しようと考える方もいるかと思います。
しかし、海外取引所の大半は日本円に対応していないため、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。

国内で仮想通貨を購入して送金するため、なるべく手数料を安く送金したい。
この記事では、
- 海外取引所を利用する際にお得に利用できる国内取引所とは
- 海外取引所に送金する際の手数料が安い仮想通貨とは
- 送金方法や注意点も知っておきたい
このように、海外取引所に挑戦しようと考えている方に向けて、お得に仮想通貨を送る方法をトレーダーが解説します。
目次
仮想通貨の海外取引所で取引をする方法とは
海外取引所で仮想通貨の売買を行うには基本的に、
- 国内取引所で仮想通貨を購入し、海外取引所へ送金する
- 日本円対応の取引所を利用する
- 海外取引所からクレジットカード決済で入金する
この3種類の方法で資金を移動させる必要があります。
そして、基本的に「1か2」を選択するようにしてください。
後述しますが、クレカで入金すると決済手数料が非常に高くかかるためおすすめできません。
海外取引所へ仮想通貨を送金するのに手数料が安い国内取引所とは
海外取引所の口座を開設して、仮想通貨を送金する際には国内取引所での手数料を限りなく安く済ませたいですよね。
そこで手数料面でおすすめの取引所は、
の2社です。
それぞれの手数料を確認してみましょう。
ビットポイント(BITPOINT)の手数料
手数料の種類 | 金額 |
日本円 入金手数料 | 無料 |
仮想通貨 購入手数料 | 無料 |
仮想通貨 送金手数料 | 無料 |
ビットバンク(bitbank)の手数料
手数料の種類 | 金額 |
日本円 入金手数料 | 無料 |
仮想通貨 購入手数料 | モナコイン:0.12% ステラルーメン:0.12% リップル:0.12% |
仮想通貨 送金手数料 | モナコイン:0.001MONA ステラルーメン:0.01XLM リップル:0.15XRP |
そして、仮想通貨を購入するときは必ず、販売所ではなく「取引所(板取引)」で購入しましょう。
取引所は市場参加者と直接売買するため、販売所よりも安く購入できます。
海外取引所へ仮想通貨を送金するのに手数料が安い仮想通貨とは
送金手数料の安い仮想通貨は上記でも取り上げましたが、
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- リップル(XRP)
このあたりを利用すると良いです。
ビットポイントとビットバンクで3銘柄の仮想通貨かつ”取引所”での取扱一覧です。
※日本円換算は2021年4月29日:11時56分時点でのレートです。
仮想通貨 | ビットポイント | ビットバンク |
モナコイン (MONA) | 取扱なし | 0.001MONA 約0.30円 |
ステラルーメン (XLM) | 取扱なし | 0.01XLM 約0.54円 |
リップル (XRP) | 無料 | 0.15XRP 約22.69円 |
このように上記3銘柄であれば非常に安価に送金することが可能です。
なお、その他にも下記の、
「仮想通貨で送金する方法、手数料の安い取引所や仮想通貨、注意点とは」
で仮想通貨別の送金手数料について詳細を記載していますが、今回は海外へ送金することを念頭にしています。
海外取引所を利用する際に注意するべき5つのこととは
海外取引所を利用する際はリスクも含めて注意点を理解しておきましょう。
- クレジットカード入金は利用しない
- 国内取引所から送金する際に受取アドレスを間違えないようにする
- 海外取引所を利用する金額は少額にしておく
- 海外取引所に送金した後の通貨を交換する際は利確になるかも
- 海外取引所の取引も確定申告の対象になる
注意その①:クレジットカード入金は利用しない
クレジットカード決済で直接海外取引所の口座へ入金することも可能ですが、おすすめしません。
例えば「バイナンス」であれば、クレカの決済手数料として、「3.5%か10ドルの高い方」の手数料がかかります。
その上で、クレカで入金したお金では購入できる仮想通貨が制限されるなどもあります。
注意その②:国内取引所から送金する際に受取アドレスを間違えないようにする
仮想通貨を送金する際には、取引所にある受取アドレスをコピペやQRコードで読み取り、送金します。
この時のアドレスを1桁でも間違えると送金できない上に、その通貨は戻ってきません。
仮想通貨送金ミスって一部吹っ飛んだかも
ガン萎え— 朧月 (@xerox1469) April 18, 2021
やべぇぇええぇ
バイナンスからコインチェックにイーサリアム送金しようとして
ネットワーク選択ミスってロストしたぁあああああああめっちゃ初心者ミスやんけぇええぇぇ
俺の4ETH…1ETH=19マンくらい(°▽°)
ぴえん通ってぱおん通り越してえれふぁんとぉぉおおおお#仮想通貨
— かずめろ。 (@Romeo_game0723) March 16, 2021
このように仮想通貨の送金ミスは結構あり得る話です。
注意その③:海外取引所を利用する金額は少額にしておく
海外取引所はリスクが高いです。
なぜなら金融庁の管轄外であり、万が一問題になったり、出金できなくなっても守ってくれる法律がありません。
海外取引所は「完全自己責任」の世界です。
国内取引所であれば、金融庁が管轄となり、あなたの仮想通貨が保全されていたりとルールで守られています。
注意その④:海外取引所に送金した後の通貨を交換する際は利確になるかも
一般的には、国内取引所で手数料の安い仮想通貨を購入して、海外取引所に送金をします。
そして送金した仮想通貨を希望の仮想通貨などに交換します。
海外取引所に着金して、仮想通貨を交換する際に、当初購入したレートよりも上がっていた場合は差額が利益となります。
注意その⑤:海外取引所の取引も確定申告の対象になる
海外取引所の売買も確定申告の対象です。
そのため、仮想通貨の売買利益を計算してくれるツールにおいて、対応している海外取引所を利用するべきです。
なお、筆者は少額のみ「バイナンス(BINANCE)」を利用しています。
まとめ:海外取引所へ送金する際は、手数料の安い通貨と取引所を利用して送金しよう
今回は海外取引所で投資をする際に、資金の移動をお得にする方法について解説しました。
ポイントは、
- 取引所は、「ビットポイント」か「ビットバンク」
- 通貨は、モナコイン、ステラルーメン、リップルで送金
- 5つの注意点を必ず守ること
これらを必ず守るようにしましょう。
下記から公式サイトへ移動できます。
なお、海外取引所を利用する場合は、筆者も少額のみ「DeFi」として仮想通貨を貸し出して利息を得るために利用している「バイナンス」をおすすめしています。
バイナンスの登録方法〜セキュリティを最大に設定する方法を全て画像付きで解説していますので参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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