NFTとは、Non-Fungible-Tokenの略であり、「非代替性トークン」という意味です。
これは1つ1つのトークン(仮想通貨)と様々な”モノ”や”サービス”などと紐付けることで唯一無二の価値を生み出すことが可能です。
このNFTが2021年5月の時点で爆進を遂げており、世界の価値観を変えるくらいの状況になっています。
また直近の事例を踏まえて将来性を感じた方はNFTに関連する仮想通貨の保有検討もアリだと思います。
目次
NFTを用いたデジタル写真が7分で完売
日本のセクシー女優である「波多野 結衣さん」がNFTを活用して「限定写真3000枚」を販売したところ、7分で完売しました。
私の「初のNFTカードキャンペーン」明日の21:00(日本時間)から正式公開です!☺
関係者様ありがとう御座います!@SnapFingersCom @cz_binance @BreederDodo @news_of_bsc @dego_finance @TreasurelandNFT @BigLeonOne @nftobaby@AVFFOUND
実況放送はこちら↓https://t.co/s2Iptyivyf pic.twitter.com/3bsJXntc2C— 波多野結衣★ (@hatano_yui) May 5, 2021
完売した際の合計がBNB(バイナンスコイン)で2377BNBでした。
この限定写真は、1枚1枚にNFTと呼ばれる唯一無二のトークンが紐づけられており、所有者が誰かがわかる仕組みです。
そこで今回のような、デジタル写真にNFTと連携させて販売する利点を知っておきましょう。
デジタル写真のNFT化メリットとは、
- オンライン上のデジタル画像のコピー防止が可能
- 1枚1枚に価値を付与することが可能
- 二次流通が可能
その①:オンライン上のデジタル画像のコピー防止が可能
1枚1枚のデジタル画像にブロックチェーン技術がベースであるNFT(仮想通貨)が連携されています。
そのため、本人から販売されたことが記録として残っていることからコピーされても偽物だとすぐにわかります。
その②:1枚1枚に価値を付与することが可能
例えば、デジタル写真を1枚1枚違うポーズで撮影したりすることで、1枚1枚によって価値が異なる可能性があります。
お気に入りやプレミアムのデジタル写真を作り、その1枚は高値に設定することも可能です。
その③:二次流通が可能
NFT化されたトークンを購入することで所有者は購入者に移動します。
これはスマートコントラクト技術を呼ばれる仕組みがあることから、所有者が自動的に移動する機能も備わっています。
そのため、購入して所有しているのは”自分だ”と主張できます。
このようにして、NFTの仕組みが新しい経済を生み出すことに繋がっているのです。
NFT×建築データ価値を創造
NFTの仕組みは、唯一無二のトークンを生成し、紐付けることで価値を生み出すことです。
NFTの詳細に関しては下記の、
「デジタル資産NFTとは?将来性や特徴、対象する仮想通貨を解説」
で解説しています。
今回の事例では、建築物の際に構想された建築データや企画案が出たけど”ボツ”になった建築構想をNFTに紐付けて販売した事例です。
こちらの建築データ、作品は「Krista Kim氏」が作成した「マーズハウス(Mars house)」というヴァーチャル建築です。
これは約5千万円で売却されました。
今回の事例のメリットとして、
- 本来「お蔵入り」として無価値だったアイデアが価値を生んだ
- 今後デジタルアートなど個人の想像力が経済力を生む
ことが見込まれます。
その①:本来「お蔵入り」として無価値だったアイデアが価値を生んだ
従来ならお蔵入りになって、PCの中にデータとして残るだけだった構想が5000万円もの価値を創造しました。
世の中的にも5000万円の経済効果を生んでいます。
その②:今後デジタルアートなど個人の想像力が経済力を生む
今回のように一人の想像力が価値を生み出すことができるようになりました。
この事例は建築データですが、アート性があるものは全てNFT化と相性が良く、価値を生み出すことが可能です。
従来は絵画であれば、展覧会で実際の売買が行われていましたが、今後NFTの力でデジタルアートにも価値を作ることが可能になりました。
また筆者が推奨している「デジタルアート向けの仮想通貨」として「トロン(TRX)」が開発しています。
トロン(TRX)については、
「仮想通貨トロン(TRX)の今後とは?価格予想や将来性、最新情報を解説」
で詳しく解説しています。
国内で購入できるNFT関連仮想通貨とは
2021年5月時点では海外を中心にNFTが盛り上がっています。
理由としては、
- 海外取引所は金融庁が認可していない
- 国内取引所よりも複雑であり中級者以上
- 国内取引所の仮想通貨は金融庁の認可が下りている
などの理由から筆者は国内取引所で購入しています。
なお、仮想通貨投資で中級者以上の方は海外取引所でも検討するのはアリです。
筆者は「堅実に仮想通貨で資産を作ること」を目的としているため、推奨していません。
そこで国内で購入できるNFT関連の仮想通貨は、
- エンジンコイン(ENJ)
- トロン(TRN)
- イーサリアム(ETH)
です。
なお、筆者は上記3種類は長期目線で、ガチホしています。
また2021年5月12日時点で、
でしか購入できないため、興味がある方は無料なので今のうちに口座だけでも開設しておきましょう。
まとめ:NFTは将来の新しい経済力を生む技術がある可能性アリ
今回は直近の2つのNFTの事例を解説しつつ、将来性をお伝えしました。
その他にもNFTはゲームや会員権、ファッション業界など幅広く参入しています。
将来性を感じた方は、今のうちに少額でも購入してガチホしておきましょう。
なお、イーサリアムも含めて、筆者が分散して利用している取引所3社は下記で紹介しています。
どれもNFTの仮想通貨を取り扱っています。

では最後までお読みいただきありがとうございました!
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