2021年に入ってから仮想通貨の市場は非常にポジティブであり、全体的に相場が上昇しました。
この記事では、
- これから仮想通貨で稼ぐにはどうすれば良い?
- 仮想通貨で利益を得たい
- 今後の仮想通貨市場はどうなるの?
など、仮想通貨をこれから儲けたい方に向けて、これからの正しい購入判断など、トレーダーで仮想通貨歴5年の筆者が徹底解説します!
目次
これからの仮想通貨の儲け方とは
2021年のこれから儲けるために結論の最重要からお伝えすると、
これが非常に重要になってきます。
仮想通貨にはそれぞれの通貨によって目的が様々あります。
- 送金手段のため(個人向け)
- 送金手段のため(金融機関向け)
- アプリのプラットフォーム
- 個人情報を守るため
- ゲーム市場に特化など
仮想通貨によって目的が異なりますが、その通貨の目的に需要が生まれるかどうか、実際に世の中に必要とされるかが重要になってきます。
そして、これらを知るためにも現在と過去2017年年末頃のバブルとの違いも理解しておく必要があります。
今と過去のバブル時の違いとは
2020年〜2021年の年末年始と、2017年〜2018年の年末年始は仮想通貨のバブルが起きており、似たような価格の急騰が起きています。
しかし、これらの価格の上昇は似ていても、状況が全く異なるのです。
2017年〜2018年の市場参加者は
2017年頃は個人投資家がビットコインに興味を持ち始め、話題となったタイミングでした。
そして、年末頃にはコインチェックなどがCMなどを出したことで急激に個人のマネーが流れてきて、
かつ当時のビットコインの時価総額がまだ低いことからも個人マネーの流入だけでも価格は急騰しました。
その結果、初期からビットコインを保有していた大口が2018年に入った頃に利益確定をしたこと、そしてタイミング悪くコインチェックで仮想通貨の「ネム」がハッキングに遭い、価格は暴落しました。
2020年〜2021年の市場参加者は
2018年のハッキング事件は各所で起きており、「ビットコイン=危険」という認識が強かったですが、約2年の間に法整備がされたりと安全性を徐々に強めています。
また、元々ハッキングを受けていた原因は「取引所の管理の甘さ」が要因であり、仮想通貨のベースとなっている「ブロックチェーン」には何も問題がないこと、そして未だ改ざんをされたことがないのです。
そのことからもビットコインは適切に管理をすれば、改ざんなどされず、ブロックチェーン技術は素晴らしいものだ、という認識が徐々に強まりました。
このような背景があり、2020年には米国企業などがリスクヘッジやインフレ対策としてビットコインを購入したことをきっかけに、法人のマネーが流れてきたことにより、価格は上昇しました。
このように、2017年頃とは違い、現在の市場参加者は徐々に大手企業などが増えているのです。
当然ながら、大手企業が購入することはビットコインの安心や信用性が認められていることにも繋がります。
大手企業がビットコインを購入した理由とは
2020年に米国の大手企業がビットコインを購入したことをきっかけに相場がポジティブになりました。
その背景として、
・コロナショックの影響で世界的に各国がお金を刷っている
・新興国の一部の国は、不景気により自国通貨の暴落が起きている
・ブロックチェーン技術の信頼性が高まっている
コロナショックの影響で世界的に各国がお金を刷っている
2020年はコロナの影響で各国がお金を刷って、市場にお金を投下しました。
日本でも給付金などたくさんの支援策を講じましたね。
この影響で市場に流通しているお金(マネタリーベース)が増加しており、この結果として将来的には「インフレになる」懸念を抱えています。
インフレになるということは、今まで同様の金額のお金を持っていても、物価が上昇しているため、実質的に現金の価値が減少することに繋がります。
そして、2020年はそのリスクヘッジ先として新しく「ビットコイン」にも視野が入ったのです。
新興国の一部の国は、不景気により自国通貨の暴落が起きている
一部の国では不景気により、国内に必要な物資が行き渡らなくなるという問題がおきました。
スーパーに行っても、食糧や生活品が手に入らない状態です。
特にベネズエラでは、まさしく悪循環の流れが起きました。
1、不景気になり、市場に必要な物資が供給されない
2、供給量が極端に少ないため、スーパーなどではパン1個でも高額な価格設定となる
3、それでも生きるために必要なため、殺到する
4、これを見た販売側はさらに価格を上げる
5、これを見た政府は、このままではお金のない人が食糧を買えないため、市場にお金をばらまく
6、販売側はみんなお金を貰ったなら、さらに価格を上げよう
7、また貧困層は食糧を買えない、、
8、政府がさらに市場にお金をばらまく、、
9、販売側はさらに価格を上げる、、
10、この繰り返しの結果、2018年にはインフレ率13万%上昇になりました。
13万%上昇とは、今まで1個の100円のパンが1個1300万円するということです。
このような環境から、ベネズエラの通貨「ボリバル・ソベラノ」の信用力はかなり下がり、次第に国に左右されない「ビットコイン」に注目がいくようになりました。
引用元:Coin Dance
ブロックチェーン技術の信頼性が高まっている
これは途中で解説しましたが、ブロックチェーン技術は誕生してから今まで一度も「改ざん」をされていないのです。
このことからも適切に管理をしていれば、ビットコインも安全なんだという認識が強まっています。
だからこそ、法人の市場参入が増加し、現在は米国の年金機構など機関投資家のポートフォリオにもビットコインが含まれる可能性もあり、「資産性」の認識は高まっています。
そして、企業の参入が浸透した次は機関投資家などの市場参加者のフェーズであり、このタイミングで購入される仮想通貨は「将来性があるか」が焦点となってきます。
2020年後半はリスクヘッジのためにビットコインが買われました。
次はアルトコインにおいて、将来性のある(実用性のある)仮想通貨が買われ、将来性のない仮想通貨は買われない時代が来ると考えています。
実需要のあるアルトコインの探し方とは
これまでの背景を踏まえて、実際に需要が生まれる見込みのある仮想通貨はどのように探せば良いのでしょうか。
ここでは仮想通貨初心者に向けて、解説していきます。
- 国内で購入できる仮想通貨から探す
- この中から目的別に分ける
- 仮想通貨の特徴を知る
- リスク分散のために、目的の異なる仮想通貨を複数購入する
- 需要はいつ増えるかは未知数なため、長期投資を念頭に
これらのことを心掛けましょう。
特に国内で取り扱っている仮想通貨は金融庁の審査を潜り抜けており、まず詐欺ではありません。
そして各国内取引所でも将来性を見込んでいるからこそ、取扱いに踏み切って金融庁に申請しています。
国内で取り扱っている仮想通貨の目的別の分類についてはこちらで詳しく解説しているため、参考にしてみてください。

あとはご自身が気になった仮想通貨を信じて「長期的に保有」しましょう。
需要が生まれるタイミングはいつかなどは投資家も予測つきません。
ブロックチェーンが社会で当たり前になるのは数年程度かかることも考えられるため、数年は保有するつもりで購入します。
まとめ:2021年から仮想通貨で儲けるためには、「実需要」を意識しよう
これから仮想通貨で儲けようと思うなら、
- 日本国内で取り扱う仮想通貨で探す
- 目的別で分類し、実際に社会に必要とされるかを予想する
- 違う目的で複数の仮想通貨を保有する
- 長期目線で買い始める
- 買い増しや積立で購入し、すぐに利益を得ようとしない
これらの投資方法が2021年からの適切な購入方法です。
リスクを理解し、正しいリスクと向き合いながら購入することで、将来の資産形成の手助けとなる投資対象かと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
また、積立で購入する際の詳細はこちらで解説してます。


では最後までお読みいただきありがとうございました!
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