ファクトムとは仮想通貨の1つであり、アメリカにあるFactom社が開発をした分散管理型プラットフォームのことです。
ファクトムは国内取引所でも購入することが可能であり、購入するべき仮想通貨かどうか気になる方もいるかと思います。
この記事では、
- ファクトムの今後は?
- ファクトムに将来性はあるの?
- 2021年の今から購入する価値はある?
このような「仮想通貨のファクトム」に関する疑問について仮想通貨歴5年以上の筆者が解説します!
目次
ファクトム(FCT)とは?どのような仮想通貨?
ファクトム(FCT)は、アメリカにあるFactom社が開発をした分散管理型プラットフォームのことです。
そのためファクトムが社会浸透することは、将来の紙などの書類がなくなり、全てデータ上で管理できる未来が待っているということです。
ファクトムに関する詳しい、メリット、デメリットに関しては下記の、
「仮想通貨ファクトム(FCT)とは?特徴や長所や短所などを解説」
で詳しく解説しています。
ファクトム(FCT)の今後は?
ファクトムのプロジェクトは2021年現在、あまり進んでいないように見受けられます。
プロジェクト内容としては将来性のあるビジョンです。
そこでファクトムのプロジェクトの動向を知るためには2つの方法があります。
- 開発のソースコードの更新をチェックする
- 公式SNSをチェックする
これらについて解説します。
動向確認その1:開発のソースコードの更新をチェックする
プロジェクトの開発が進むということは当然プログラミングが稼働しています。
このプログラミングの稼働状況は「こちらのGitHubの稼働状況」で知ることが可能です。
2021年4月時点での直近の稼働は、2021年2月に稼働しています。
このことからも積極的な稼働には見受けられません。
動向確認その2:公式SNSをチェックする
進捗状況はTwitterなどで公式サイトがアナウンスすることが多いです。
Latest Harmony Integrate updates:
✅Added support for usage in the browser, #ReactNative, & command-line
✅Added support for ECDSA & RSA alongside the existing ED25519 (crucial for Android's Hardware-backed Keystore)
✅Added utilities to generate and convert between key encodings— Factom Inc. (@factom) January 20, 2020
Twitterの公式サイトを見る限り、2020年1月で更新が止まっています。
しかし、価格に変動があるのでチャートについて解説します。
ファクトム(FCT)の価格動向は?
まずは下記がファクトム(FCT)の2018年4月19日〜2021年4月18日の3年間のチャートです。
Twitterの進捗状況も2020年1月で止まっているにも拘らず、2021年に入ってから価格は上昇しています。
価格が上昇した理由は定かではありませんが、
- プロジェクト自体は将来性がある
- Github上で若干の動きはある
このような観点は考えられます。
再三ですが、2021年4月時点では大きなプロジェクトの動きはありません。
そのため、再度本格稼働が始まったら慌てて購入者は増加することが予想されます。
またファクトムは過去に、
- マイクロソフトと技術提携
- 米不動産ローン会社「Equator社」がファクトムのプラットフォームを活用すると発表した
という過去があります。
そのためまだ再稼働する可能性は残っています。
またファクトムに売買取引は稼働しており、下記がコインチェックでの板取引画面です。
このようにリアルタイムでの売買取引が動いているため、需要と供給は発生しています。
また2021年4月19日時点での時価総額は、「約26.1億円」です。
ファクトム(FCT)を購入できる仮想通貨取引所は?
2021年4月時点ではファクトムを購入できるは「コインチェック」のみです。
そのため、ファクトムに将来性を賭ける場合はコインチェックの「取引所(板取引)」で購入しましょう。
そして、取引所(板取引)で取引ボリュームが少なくなっていたら、マーケットが薄くなっている、つまりファクトムの将来性の期待が薄まっていると考えられるため、購入を控えましょう。
ファクトム(FCT)の正しい投資方法とは
これまでの解説の通り、ファクトムはすぐに稼働して需要が増加するとは考えにくいです。
ただ、金融庁にも認められて国内で購入できる仮想通貨ではあります。
そして気長にプロジェクトを進めてくれることを待つことが大切であり、長期投資(3年、5年程度は)は必須です。
プロジェクトの計画では2030年を目安となっているからこそ、長期目線が必須です。
まとめ:ファクトム(FCT)はプロジェクトの稼働が肝。期待を持つならハイリスクで長期を考えよう
今回は、ファクトムの今後や正しい投資方法などについて解説しました。
時価総額が低いこと、プロジェクトの稼働が遅いことからも低迷中です。
だからこそ仮想通貨の中でも”ハイリスク”であることを理解しましょう。
もしもどの仮想通貨を購入しようか悩んでいる方は下記で、おすすめの仮想通貨を紹介しているため参考にしてみてください。

では最後までお読みいただきありがとうございました!
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