ビットコインなどの仮想通貨を始める際に本人確認なしで取引ができる取引所はあるのでしょうか。
なるべく本人確認なしで即日に取引を始めたいという方もいますよね。
この記事では、
- ビットコインを購入する際、本人確認なしで取引可能?
- 本人確認なしで口座開設できる取引所とは
- 本人確認なしで取引する際に気をつけることとは
このような疑問を持っている方に向けて、トレーダーが解説します。
目次
ビットコインを始める際、本人確認なしの国内取引所はない
国内取引所でビットコインや仮想通貨を購入するために口座開設をするためには、本人確認は必須です。
なぜなら、国内取引所は金融庁の管轄内であるため金融庁の指示に従う必要があります。
もしも国内の仮想通貨取引所で”本人確認不要”の場合は金融庁の承認を受けていないため、そこで取引するのは辞めましょう。
2021年9月末日時点で、こちらの金融庁公式サイトで認可を受けている取引所(交換業社)は31社あります。
本人確認の必要書類とは
取引所の口座開設時に必要となる本人確認資料は、取引所によって対応が異なります。
詳細は希望する取引所の公式サイトで確認する必要がありますが、”顔付きの証明書”であれば問題はありません。
例えば、
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
(取引所によっては不可) - 在留カード
取引所によっては顔付きの証明書しか受け付けていないところもあります。
また取引所によっては、
- 健康保険証
- 住民票
- 印鑑証明書
など顔なしの本人確認資料でも2点あればOKな取引所もあります。
本人確認なしで取引をしたい場合は海外取引所を利用する必要がある
もしも事情があり、本人確認資料を提示したくない場合は、海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。
日本在住でも海外の取引所の口座開設は可能です。
メールアドレスとパスワードを入力して、簡単に口座(アカウント)を開設することができます。
ただし海外取引所の場合、注意点があるため後述で理解しておきましょう。
海外取引所を利用する注意点とは
海外の取引所を利用する場合は、国内取引所以上に注意することがあります。
- 金融庁は海外取引所に対して、日本での営業を認めていない
- 何か問題があっても完全に自己責任となる
- サポート対応は英語
- 取り扱う仮想通貨は全て優良とは限らない
注意点①:金融庁は海外取引所に対して、日本での営業を認めていない
金融庁は過去に仮想通貨の詐欺が横行したことから、仮想通貨詐欺から日本人を守るために認めた取引所しか営業してはいけないルールを作りました。
そのため、基本的に海外取引所は日本に対して営業はしていません。
しかし、今後規制が厳しくなるなどの可能性は少なからずあります。
注意点②:何か問題があっても完全に自己責任となる
海外の取引所は日本とは違い、民間で行っています。
そのため問題が起きても自己責任であり、その取引所のセキュリティレベルも不透明です。
注意点③:サポート対応は英語
もしも手続きや、取引でわからないことがあった場合は基本的に英語でのやりとりです。
取引画面も英語での画面が大半なため、Google Chromなどのブラウザで翻訳しましょう。
なお、バイナンスは日本語対応しています。
注意点④:取り扱う仮想通貨は全て優良とは限らない
海外の仮想通貨取引所で取り扱う仮想通貨は、その仮想通貨の運営団体がお金を払えば取扱いが可能です。
そのため、上場(取扱い可能)だから、詐欺ではないわけではありません。
そのため、時価総額が低い仮想通貨や無名な仮想通貨は買わないようにしましょう。
なお国内取引所で取り扱う仮想通貨は金融庁が承認した仮想通貨しか取り扱いができません。
即日に本人確認可能な国内取引所もある
もしもすぐに仮想通貨の取引をしたいから、本人確認なしが良い、、という方は国内取引所でも”即日本人確認制度”がある取引所もあります。
名称は取引所によって異なりますが、
- コインチェック
- ビットフライヤー
- ビットポイント
- bitbank
- GMOコイン
- DMM Bitcoin
などは早ければ1時間程度で取引開始が可能です。
本人確認なしで今日中に取引を始めたい場合はバイナンスがおすすめ
バイナンスは海外取引所で一番メジャーな取引所です。
世界的な取引所であり、日本語対応していることからも日本人の利用者も多いです。
またセキュリティレベルもトップクラスであるため信用力は非常に高いです。
バイナンスの口座開設の詳細や画像付きの解説は下記の、
「バイナンスの登録方法〜セキュリティ対策まで全て画像付きでわかりやすく解説」
で説明しています。
まとめ:国内取引所は本人確認が必要。どうしても本人確認なしならバイナンスを利用しよう
今回は、ビットコインを購入する際に本人確認なしで取引できるかについて解説しました。
海外取引所は自己責任であるためリスクが高いです。
なお、当日取引が開始できておすすめの取引所は下記で解説しています。

では最後までお読みいただきありがとうございました!
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