ビットコインなどの仮想通貨市場が盛り上がると”詐欺”も増えてきます。
この詐欺の中で特に多いのがネズミ講と言われる商法を利用した勧誘であり、「ビットコイン=ネズミ講」と思う人もいます。
しかし、決してビットコイン=ネズミ講ではありません。

ビットコインは詐欺も多いし、怖いイメージがあるなぁ。
資産を守る方法を知りたい。
この記事では、
- ビットコインってネズミ講なの?
- なぜネズミ講と思う人がいるの?
- 仮想通貨の詐欺に遭わないための判断基準とは
このような疑問を持っている方に、詐欺に遭わずにビットコインを正しく投資する方法について解説します。
目次
なぜビットコイン=ネズミ講というイメージがあるのか
1番の理由が2017年ごろに流行ったビットコインを利用した詐欺が原因として大きいです。
また、当時はビットコインに対する理解がないまま、ビットコインの仕組みを理解しないまま投資する人が多かったです。
そもそもネズミ講とは
ネズミ講とは「無限連鎖講」と呼ばれており、れっきとした犯罪です。
そしてビットコインや仮想通貨は歴史が浅く2017年頃までは法律が整備されていなかったため、ビットコイン市場を利用されていました。
ビットコインのネズミ講は主に「HYIP (ハイプ) 」という仕組みを利用
HYIP (ハイプ)とは、高収益のプログラムという意味があり、高配当な仕組みを作って投資を募る方法です。
2016頃から特に流行ったのが、ビットコインをとあるHYIP (ハイプ)に預ける(投資する)と、「1日1%」の利息が貰えるなどありました。
単純に100日経過すれば資産が2倍になります。
そして紹介して出資者を集めると、紹介者に何%かキャッシュバックされる仕組みです。
冷静に考えると1日1%の利息が出て、出資者の何%かを紹介者に渡していたら、ビジネスとして回るわけがありません。
そして、現金の振り込みなどではなく、仮想通貨の送金であり足跡がつかず損をした人も多くいました。
ビットコイン=ネズミ講ではない
ビットコイン=ネズミ講という印象は、過去の詐欺が生み出しました。
ビットコインを知るには下記の、
「ビットコイン初心者が最初に知るべき5つのこととは?始める前の徹底ガイド」
で解説しています。
ビットコインを利用したネズミ講は存在する
先ほどのようにHYIP (ハイプ)という仕組みを利用した詐欺は2021年時点でもまだ残っています。
仮想通貨に限らず、投資の世界には必ず詐欺はあるからこそ詐欺に逢わないために自分で身を守る必要があります。
このあとは、詐欺に逢わないための判断基準を解説します。
ビットコインや仮想通貨詐欺に遭わないための5つの判断方法とは
盛り上がる市場には必ず詐欺があります。
これは仮想通貨だけでなく投資やビジネスでもあることです。
ここでは、詐欺に遭わないための判断、行動方法について解説します。
- ”必ず”や”絶対”というキーワードがあったら怪しもう
- 高配当な利回り話があったら避ける
- すぐに判断せず、1日置き、誰かに相談する
- SNSの情報を鵜呑みにしない
- 仮想通貨は自分で国内取引所を介して購入する
それぞれ解説します。
その①:”必ず”や”絶対”というキーワードがあったら怪しもう
投資の世界に「絶対」はありません!
もしも”元本保証”などの話があったら、詐欺だと思いましょう。
価格変動が起きる世界で保証できるわけがありません。
その②:高配当な利回り話があったら避ける
1日1%などの配当は現実的ではありません。
そのような利息を払えるなら、1日1%以上の利益を企業や運営者が出さなければなりません。
また、株式投資でも年利で5%程度が目安とされています。
そのため月利1%でもかなり優良な投資先であり、非常にリスクが高いです。
その③:すぐに判断せず、1日置き、誰かに相談する
高配当金などを謳い、近寄ってくる人で詐欺の意識がある場合の多くは、
- あなただけに特別、、
- 今日までや明日までなど判断時間を与えない
- あと10名限定など急がせる
などの方法を利用してきます。
もちろん全ての話を否定する訳ではありません。
しかしメリットに惹かれて即決せずに、冷静な判断をするために時間を置く、親友や家族に話をするなど冷静になりましょう。
その④:SNSの情報を鵜呑みにしない
SNSの情報や発信者は責任を持ちません。
そのため、大量に発信したり、DMで勧誘したりしてきます。
そもそも優良案件なら赤の他人に教えません。
情報の1つとして知り、どうしても気になるなら自分で調べたりしましょう。
その⑤:仮想通貨は自分で国内取引所を介して購入する
ビットコインや仮想通貨に投資をしたい場合は、どこかの運営に出資(投資)するのではなく、自分で仮想通貨取引所を利用して購入しましょう。
そのため、海外ではなく国内の取引所を利用することをおすすめします。
国内の取引所は、ネットバンキングと似た感覚で、無料で簡単に口座解説(アカウント作成)できます。
もしも、自分で少額買ってみようと思う方は筆者が分散して5年以上利用している取引所を下記で解説しています。

では最後までお読みいただきありがとうございます!
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