ビットコイン投資を始めてみたけど、暴落して元本割れしてしまった、、
という方もいるのではないでしょうか。

ビットコインが流行ってるから買ってみた途端に価格が暴落した。。
この記事では、
- ビットコイン投資における元本割れについて
- 元本割れ(マイナス)になりやすい人の特徴
- 元本割れを防ぎ稼ぎやすくする5つの方法
など、ビットコイン投資を始めたけど、元本割れになってしまった人や心配になっている人に向けて仮想通貨歴5年以上の筆者が解説します。
目次
ビットコイン投資の元本割れとは?
元本割れとは、購入した金額よりも価格が減少して評価損となっている状況です。
そのため、いくらでビットコインを購入したかの購入レートが大切になってきます。
元本が割れても損切りしなければ損失確定ではない
元本割れしたとしても、評価損となっているだけです。
その時点で売却して損失確定をしない限り、実際に損をしている訳ではありません。
元本割れして損失確定させるかの判断は明確に持とう
元本割れして、売却をした時点で損失確定ですが、そこから価格が戻って上昇する可能性もあります。
しかし、そのままさらに下落する可能性もあります。
そのため元本割れした時の対応は重要です。
そこで元本割れしたときの判断基準としては長期投資か短期投資かによって異なります。
長期投資で元本割れした場合の判断は
長期投資で元本割れしたときは、その仮想通貨に将来性があるか再度確認しましょう。
- 仮想通貨の目的は将来、社会に必要とされるか
- なぜ価格が下がっているのか
- 仮想通貨の開発の進捗状況は?
などを確認しましょう。
もしもその仮想通貨に大きな欠損や問題点があった場合は、損切りして他の仮想通貨を検討することも必要です。
短期投資で元本割れした場合の判断は
短期投資で元本割れした場合は、短期投資としての判断が求められます。
そのため、長期投資よりも判断速度が求められます。
- 短期投資向けの自分ルールを設けておく
- なぜ下落したのか理由を調べる
- 仮想通貨全体の市場動向を確認する
自分ルールは、例えば20%評価損となったら損切りする、逆に20%評価益になったら利益確定するなどの強制ルールを作ります。
また、原因によってはしばらく価格は下がり続ける可能性もあります。
短期向けの投資であれば、早い段階で損切りして、違う仮想通貨への投資へ切り替えることで大損を防げます。
ビットコイン投資で元本割れしやすい人の特徴とは
ではビットコインで元本割れしやすい人の特徴を確認して、自分に当てはまらないか確認しましょう。
- ネットなどで盛り上がっているからと飛びついて購入する
- レバレッジ取引をする
- 価格が上がっているタイミングで買い増しをする
- 欲を出しすぎている
特徴①:ネットなどで盛り上がっているからと飛びついて購入する
ネットやSNSでビットコインが上昇している、〇〇のアルトコインが伸びているという情報を知って飛びつく頃には、早期に購入している投資家は利益確定の準備に入っています。
そのため、上昇しているタイミングで購入した途端に、下落する可能性があります。
特徴②:レバレッジ取引をする
レバレッジ取引とは、口座に資金を入れておくことで2倍などの資金量で運用することができます。
つまりハイリスクハイリターンな投資が可能です。
しかし、価格変動が大きい仮想通貨でさらにレバレッジをかけると、多少の下落が命取りになる可能性があります。
特徴③:価格が上がっているタイミングで買い増しをする
ビットコインなどの仮想通貨は価格が上がる時は勢いよく急騰します。
その勢いで”さらに稼ぎたい”という欲から追加で買い増ししてしまうと、平均購入単価が上がってしまいます。
そして急騰した直後に下落すると元本割れする可能性が高まります。
例えば、
1BTC=100万円で、1BTC購入し、価格が急騰しているからと、1BTC=200万円で、1BTCを追加で購入したとする。
すると2BTC保有していますが、平均購入単価は1BTC=150万円になってしまいます。
ビットコイン投資で元本割れを防ぐ5つの方法とは
まず元本割れを完全に防ぐことは不可能です。
ビットコインはあくまでリスクの高い投資です。
ここではあくまで、元本割れしやすい人の特徴を踏まえて、正しくリスク管理をして元本割れを防ぐ確率を適正にする方法を解説します。
- レバレッジ取引はせずに現物取引をする
- 各仮想通貨の目的や将来性を理解する
- 購入時は悲鳴で買い、歓喜で売ることを意識する
- 国内取引所で取り扱っている仮想通貨を購入する
- 仮想通貨に関するニュースをチェックする
その①:レバレッジ取引はせずに現物取引をする
現物取引は、そのまま取引所を通じて仮想通貨を購入することです。
レバレッジ取引は元本割れをして、一定水準まで下がると強制的に決済(ロスカット)されます。
その②:各仮想通貨の目的や将来性を理解する
仮想通貨は将来性の見極めが非常に大切です。
各仮想通貨は目的が異なるからこそ、将来的に世の中に需要が生まれるかが大切です。
そのため、SNSなどを鵜呑みにせずに、まずはその仮想通貨が
- どのような目的で開発されているのか
- その目的は将来的に世の中に需要が発生するか
などを調べましょう。
その③:購入時は悲鳴で買い、歓喜で売ることを意識する
これは投資の格言ですが、「価格が下がった時こそ買って、価格が上がった時こそ売るべき」という意味です。
多くの人がビットコインが盛り上がっているから購入しようと思った頃には、既に大口や早期に購入していた人は利益確定で売る準備をしています。
その④:国内取引所で取り扱っている仮想通貨を購入する
国内の仮想通貨取引所や取り扱っている仮想通貨は”金融庁”の認可を受けて取引をしています。
もしも認可を受けていない取引所は利用してはいけません。
そのため、安全に取引するためにも国内で取り扱う取引所や仮想通貨を調べましょう。
もしもどの仮想通貨を買えば良いか迷ったら下記の、
「2021年おすすめの仮想通貨とは?その理由と購入できる取引所」
でおすすめ仮想通貨を解説しています。
その⑤:仮想通貨に関するニュースをチェックする
仮想通貨の市場は要人の発言1つで大きく相場は動きます。
2021年であれば「テスラ社CEOのイーロンマスク氏」の発言1つで、ビットコインの価格が変動します。
ニュースといっても、大まかな流れでも構いません。
最新情報であれば「Cointelegraph」あたりで常に最新情報が流れています。
日常忙しいかと思いますが、タイトルや冒頭の結論だけでも構いませんので、現状の最新情報を理解しておきましょう。
まとめ:5つの対策を守りつつ、元本割れしやすい人の特徴にならないようにしよう
今回は元本割れをなるべく防ぐことについて解説しました。
そのためにも、
- レバレッジ取引はせずに現物取引をする
- 各仮想通貨の目的や将来性を理解する
- 購入時は悲鳴で買い、歓喜で売ることを意識する
- 国内取引所で取り扱っている仮想通貨を購入する
- 仮想通貨に関するニュースをチェックする
これらは守ることに気をつけましょう。
またビットコインはリスクが高いということを念頭に忘れずにいましょう。
なお、リスクを理解した上でビットコインを少額からでも始めてみようという方は下記で筆者も利用している取引所を解説しています。

どの取引所も無料かつ10分程度あれば手続きは可能なため、気軽に開設できます。
では最後までお読みいただきありがとうございました!
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