仮想通貨投資をする際に、ビットコインとアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)には、若干の逆相関が存在します。
これは投資をする上で参考程度に知っておくべきことですが、理解しておいて損はありません。
この記事では、
- 仮想通貨投資を行なっている方
- 何の仮想通貨に投資をするべきか悩んでいる
- 仮想通貨投資の精度を高めたい方
このような方に向けて、仮想通貨投資について仮想通貨歴5年以上で資産を数十倍にした筆者が徹底解説します!
目次
仮想通貨投資にはビットコインとアルトコインのターンがある
結論からお伝えすると、仮想通貨投資をする際に、
こちらの「BLOCKCHAIN CENTER.NET」によると、今がビットコインの局面かアルトコインの局面かを視覚的にわかるようになっています。
下記が実際の画像です。
このように、ビットコインの価格上昇(下落)と比べて、アルトコインの通貨ごとに上昇、下降を比較して反映しています。
では、そもそもなぜビットコインが上昇する局面とアルトコインが上昇する局面が若干異なるのか、それぞれの”投資対象とした特徴”を確認しましょう。
ビットコイン投資の特徴とは
ビットコイン投資の特徴として、
- インフレ対策による投資対象
- 自国通貨の価値暴落を防ぐ
- 非中央集権であるため
- 仮想通貨の代名詞としてまずはビットコイン
などが挙げられます。
ビットコイン投資の特徴①:インフレ対策による投資対象
インフレとは”モノ”の価値が上がることですが、今まで100円で購入できた商品が110円になったとすると、今まで以上のお金を払わないと、同じ商品が手に入りません。
そのため、銀行預金に法定通貨のお金をおいていても、利息が10%も貰えるわけではないため、実質的に目減りしてしまうのです。
その一方でビットコインは、「金」と同じく供給量が決まっている(2100万枚)ため、需要が増加すれば価格は上昇します。
ビットコイン投資の特徴②:自国通貨の価値暴落を防ぐ
日本では考えにくいですが、新興国で景気が貧しい国は経済が悪化して自国通貨の価値が下がる可能性があります。
ベネズエラでは、結果2020年の1年間で3000%ものインフレ率が起きました。
上記のインフレ対策と同じ理屈ですが、このように貧しい国こそ、ビットコインに換金しておこうという動きがあるのです。
ビットコイン投資の特徴③:非中央集権であるため
非中央集権とは「管理する団体が存在しないこと」です。
つまり国や政府などが関与せずとも稼働している仕組みであり、これを実現しているのがベースとなる「ブロックチェーン技術」があるからです。
管理している団体などが存在しないということは、「誰でもビットコインを保有することが可能」です。
ビットコイン投資の特徴④:仮想通貨の代名詞としてまずはビットコイン
仮想通貨投資を始めようと考える方の多くは、まずビットコインを保有することから始まる方が多いです。
最初に誕生した仮想通貨であり、基本的にどの取引所(交換所)でも取り扱っています。
まずはビットコインを購入して相場を見るという方もいます。
アルトコイン投資の特徴とは
ではアルトコイン投資への特徴も知っておきましょう。
なお、ここでは”仮想通貨全般に通じること”は除いています。
- それぞれのアルトコインによって目的が異なる
- アルトコインによって実用性がある
- アルトコインによっては価格の急上昇がある
アルトコイン投資の特徴①:それぞれのアルトコインによって目的が異なる
アルトコインには数千種類もの仮想通貨が存在します。
それぞれの仮想通貨には特徴、目的が異なります。
- プラットーフォーム(基盤となる仕組み)のため
- 送金や決済手段のため
- NFTを作るプラットフォームのため
- ブロックチェーン普及のため
など各アルトコインによって目的が異なり、その目的のために開発を進めています。
アルトコイン投資の特徴②:アルトコインによって実用性がある
上述のように仮想通貨によっては目的が異なり、社会的に使われるようになると実用性が生まれます。
実際に話題になった事例を2つ紹介します。
DeFi市場
DeFiとは分散型金融のことであり、銀行などが存在しなくても銀行役割(お金の貸し借りなど)が可能となります。
つまり、世の中でお金が必要だが銀行口座を持てない人でも、世界中で繋がり金融機能を利用することが可能になりました。
NFT市場
NFTとは、非代替性トークンという意味であり、唯一無二のトークン(仮想通貨)です。
これを様々な「モノやサービス」と紐づけることにより、このトークンの売買で第三者に売却でき、かつ所有権も移転できます。
アルトコイン投資の特徴③:アルトコインによっては価格の急上昇がある
上記のように、DeFi市場やNFT市場は社会にとって革命的な技術です。
このように社会的に実現すると価格は跳ね上がることがあります。
引用元:CoinMarketCap
このように価格が上昇する可能性を秘めているのも、アルトコインの特徴です。
アルトコインに投資をする際の注意点とは
アルトコインに投資をする際には、「将来、社会的に必要とされるか」を見極めることです。
重要なことは将来的に需要が増加するか、世の中に必要とされるかを見極める必要があります。
そのためにも、
- そのアルトコインの目的は何か
- 目的のためのプロジェクトは進んでいるか
- いつ頃に開発が完成するのか
- 進捗具合をSNSや公式サイトで開示しているか
などをしっかりと見極めましょう。
なお下記では、筆者が将来性を見込んで長期保有しているおすすめ仮想通貨しています。
「2021年おすすめの仮想通貨とは?その理由と購入できる取引所」
仮想通貨初心者は「長期投資」を心掛けよう
仮想通貨投資をする際の基本は「長期投資」です。
なぜなら、仮想通貨の市場はまだ初期段階であり、アルトコインに関してはまだ開発途中の通貨が多いです。
そのため、世の中にブロックチェーンが当たり前になるのを待つ必要もあり、筆者としては2025年程度くらいまではひたすら保有し続けることも大切だと考えています。
ただし、長期で保有する分と、短期で利確する分とを資産の中でも振り分けておきましょう、
参考に筆者の場合は、9割が長期のガチホ、1割が30%上昇したら利確の短期用に分けています。
まとめ:ビットコインとアルトコインにはターンが存在し、適切に購入しよう
今回はビットコイン投資とアルトコイン投資に分けて解説しました。
そして、特に短期の場合は、今はビットコインのタイミングなのかアルトコインのタイミングなのかを意識することで利益の狙いやすさが変わってきます。
下記では筆者が分散して利用している取引所3社を紹介しているため、参考にしてみてください。

では最後までお読みいただきありがとうございました!
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