「貧乏」という言葉はあまり聞きたくないネガティブな言葉ですよね。
貧乏よりはお金持ちの方が良いと考えるのは当然のことだと思います。
この記事では、
- 貧乏とはそもそもどのような人のこと?
- 貧乏からお金持ちになる方法とは?
- 貧乏から脱出するための具体的な行動を知りたい
など、「貧乏」という言葉に敏感に反応してしまう方に向けて、FPが実際に実践していることを徹底解説します!
目次
貧乏とは?
まず大前提に「貧乏」とは明確な基準値はありません。
と定義されていますが、財産や収入が少なくても、生活費が少ない(支出が少ない)人や世帯の場合は、「貧乏」ではありません。
なお、厚生労働省では貧乏=貧困と名付けています。
そこで、NPO法人ETIC.によると、【貧困率は13.9%】というデータがあります。
貧乏からお金持ちになる方法とは
もしも貧乏からお金持ちになりたいという方は最初に2つのことを今すぐに変える必要があります。
それは、
- 考え方
- 行動
この2つを変える必要があります。
むしろこの2つを正しい方向へ変えるだけで、貧乏から脱出することは簡単です。
まずは考え方から考えてみましょう。
貧乏を脱出する考え方とは
結論は、
収入に見合った支出にすること。
この支出に下げるために、お金を払う前に一度立ち止まること。
これを意識するだけで一気に「お金」に対する価値観が変わります。
生きている上で、無駄な支出は誰しもがあります。
そして無駄な支出が人よりも多いからこそ、貯金が貯まらない、借金をしてしまうことになるのです。
この無駄な支出には、必要不可欠な支出も含まれます。
- 収入に見合っていない家賃を払っている
- 高い車を保有している
(筆者はマイカーは否定派であり、カーシェアなどで良いと考えています) - ついコンビニに寄ってお菓子を買ってしまう
- 多くのサブスク(動画配信など)に加入する
- 何かのついで買いが多い
- 1つの商品を選ぶ上で、松竹梅のレベルがあったら、つい竹レベルにしちゃう
- ギャンブルなどリスクとリターンが見合っていないことにお金使う
恐らく、挙げるとキリがないです。
つい必要不可欠でなくても支出をしてしまうケースは多いのではないでしょうか。
重要な支出の内訳を理解しよう
支出は収入に見合った金額に抑えるべきです。
そこで理想的な支出の内訳として、
- 固定費:50%
- 変動費:30%
- 貯金:20%
この比率に抑えることができれば、貧乏は簡単に脱出することができます。
当然ながら、貧乏(貧困)と定義される方は、貯金に回すお金がないはずです。
この比率に近づくために、この後解説していく「行動」を実践して、理想的な資産を作れる体制にしていきましょう!
貧乏を脱出する3つの行動とは
- その支出にリターンがあるかどうかを考えてから支払う
- 情報収集をする
- 収入を増やす行動をする
その支出にリターンがあるかどうかを考えてから支払う
お金持ちの特徴として「価値あるもの」に対してのみ支出します。
この判断基準は、人によって異なるため「正解はありません」。
例えば、
- 30分、1時間を使って、数十円安いスーパーを駆け回ることを辞める
- 健康的で毎日生産性の高い行動をするために、栄養ある食材を購入する
- 自己投資のために、書籍など購入する
- サブスクでも、娯楽ではなく学習のためにYouTubeプレミアムに加入する
など、私自身の経験も元に例を出しましたが、支出の内容でも、「利用目的によってリターンは異なる」ことがわかるかと思います。
情報収集をする
「情報は命」です。
知っているか、知らないかだけで結果は異なります。
そして情報が溢れている現在、情報を集める方法はたくさんあります。
例えば、
- Twitter、クラブハウスなどのSNS
- 信用できるブログ
- YouTube
- 書籍
- 正しい情報を持っている友人
- 行動力がある方は、交流の場に参加する
など、情報を集める場所はたくさんあります。
そして、ここで注意することが2点あります。
- 人間関係
- 正しい情報の取捨選択
この2つは非常に重要です。
例えば、友人と食事などをしても、会社の愚痴などで終始終わってしまったら新しい情報は生まれません。
また、ネットの情報のみを鵜呑みにすると、「詐欺」の可能性もあります。
だからこそ、正しい情報を身につけつつ、手に入れた情報を共有し合えるような友人を見つけましょう。
現状の貧乏を変えるには「何かしらの変化が必要」です。
この変化は最初は苦痛であることが多いですが、慣れると苦痛がなくなり、当たり前となった結果、資産形成ができている状態になっています。
収入を増やす行動をする
貧乏から脱出するには当然なことですが、上述した「情報収集」ができていれば「選択肢」が広がっています。
今働いている仕事と同じ内容の仕事でもさらに給料の高い職場があるかもしれません。
その仕事内容を活かして、「副業をする」こともアリです。
また、その知識を活かしたり、貧乏の経験を書籍化して、無料でAmazonで出版することもできます。
改めて選択肢を整理すると、
- 転職する
- 仕事を掛け持ちする
- 副業をする
- 上記で収入が増えて、余剰資金が生まれたら投資をして、配当金などの収入を得る
- 投資先が値上がりしたら、売却益も狙える
このようにできることはたくさんあります。
そして、上記の選択肢を見ても、「身体を使った労働」であろうが、「経験を活かして電子書籍を作ってみる」など身体を使わずにパソコンのみでできる稼ぎ方もあります。
まとめ:正しい考え方と3つの行動をすることで誰でも貧乏を脱出できる
今回は、「貧乏脱出」をテーマに解説しました。
まとめとして、
- 収入に見合った支出を理解することができたら、
- 支出をするときにリターンを考える
- 情報収集をする
- 収入を増やすために行動する
これができれば、貧乏を抜け出すだけでなく、お金持ちに近づける可能性も十分あります。
まずは毎月の収入に対して支出を適正化したあとは、資産形成の準備を行いましょう。
正しい資産形成のロードマップはこちらで順番に詳しく解説していますので参考にしてみてください。

では最後までお読みいただきありがとうございました!
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