バイナンス(BINANCE)とは海外の仮想通貨取引所の1つですが、世界最大級の取引所です。
しかし、海外の取引所だから不安がある、、
など思ったりしますよね。
この記事では、
- バイナンスとはどんな取引所?
- 日本人でも利用しやすい?
- 特徴は何があるの?
- 他社の取引所と比べてメリットやデメリットは?
など、バイナンスについて利用するか悩んでいる方に向けて実際にメインで利用しているトレーダー兼FPがバイナンスの特徴やメリット、デメリットを徹底解説します!
目次
バイナンス(BINANCE)とは
まずはバイナンスの概要からチェックしましょう。
商号 | Binance Holdings Limited |
設立日 | 2017年7月 |
代表者 | ジャオ・チャンポン氏 |
本部 | マルタ共和国 |
取扱数 | 160種類以上 (2021年4月末日時点) |
購入方法 |
|
最大レバレッジ | 信用取引:10倍 先物取引:125倍 |
アプリ有無 | 有 |
日本語対応 | 有 |
バイナンス(BINANCE)の手数料とは
【入出金手数料】
日本円 | 仮想通貨 | |
入金 | クレジットカード 入金が可能 ※1 | 無料 |
出金 | 日本円の出金は不可 | 仮想通貨によって異なる ※BTCの場合最大0.0005BTC |
なお、仮想通貨の出金手数料は仮想通貨ごとに異なります。
そのため上記はメジャーなビットコイン(BTC)の送金手数料を掲示しましたが、事前に公式サイトで確認した方が良いです。
※1:クレジットカード入金に関して
バイナンスではVISAのみクレジットカード決済で入金することが可能です。
VISA決済をすると即時、バイナンスの残高に反映します。
ただし、クレジットカードで入金したお金は、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- バイナンスコイン(BNB)
- テザー(USDT)=米ドル価格に連動した仮想通貨
- BUSD=米ドル価格に連動した仮想通貨
のみしか購入することができません。
また、手数料が割高になるため、あまりおすすめできません。
そのため国内の取引所から仮想通貨を送金する方がお得です。
日本円を出金する場合
バイナンスは海外の取引所であり、日本円として必要な場合は、国内の仮想通貨取引所に送金をして、日本円に交換してから出金しましょう。
【取引手数料】
バイナンスの場合、取引量などに応じて手数料が安くなります。
またスプレッドがないことは魅力の1つです。
バイナンスの取引手数料は条件によって、手数料が安くなります。
しかし、条件が複雑なため注意しましょう。
※下記は一般的な通常ユーザーの手数料です。
現物 取引 | 永久 先物取引 | 四半期 先物取引 | |||
取引 手数料 | 一律0.1% ※条件により、 割引あり | メイカー | テイカー | メイカー | テイカー |
0.02% | 0.04% | 0.015% | 0.04% |
バイナンスは直近30日間の取引量とBNB(バイナンスが発行している仮想通貨)の保有量によって、10段階にランクがあり、ランクによって手数料が異なります。
バイナンス(BINANCE)のメリットとは
- スプレッドがなく購入コストが国内取引所よりも安い
- セキュリティが強固
- 取引量、利用ユーザー数ともに世界1位
- 日本語対応している
- 国内で購入できない仮想通貨が買える
- 信用取引の最大レバレッジが125倍
スプレッドがなく購入コストが国内取引所よりも安い
スプレッドとは、買値と売値の差額のことであり、国内の仮想通貨取引所ではこの差額で利益を得ています。
しかし、バイナンスではこのスプレッドの差がないことから、購入者のコスト負担がありません。
また、購入時の手数料は0.1%ですが、バイナンスコイン(BNB)で手数料を支払うことで、手数料が半額の0.05%になります。
国内の取引所のスプレッドは概ね3%前後くらいの価格差を乗せているため、かなりお得に購入できます。
セキュリティが強固
バイナンスのセキュリティはとても強固であり、
- 二段階認証
- パズル認証(パズルを合わせる)
- ログインの通知
- フィッシング詐欺対策
- その他
など、セキュリティは徹底的に強化されています。
その結果、国際標準化機構が定める「ISOセキュリティ認証」を取得し、もはや国内の銀行と同等以上のセキュリティレベルを確保しています。
取引量、利用ユーザー数ともに世界1位
バイナンスは世界的に大手の仮想通貨取引所であり、取引量と利用ユーザー数は世界で1位です。
また、使いやすさやセキュリティ面も評価されて利用されていることの証拠です。
日本語対応している
海外の取引所ですが、日本語対応しています。
そのため、国内の仮想通貨取引所を通常に利用できているなら、バイナンスでの利用も問題なく利用できます。
国内で購入できない仮想通貨が買える
2020年12月末日現在、取り扱う仮想通貨は260種類以上あります。
そのため、国内で購入できない仮想通貨を多く取り扱っており、将来性のある仮想通貨を購入できることが可能です。
私自身、エイダコインなどに将来性を感じており、長期で保有していますが、国内では取扱いがないため、バイナンスで保有しています。
ただし、根拠もなく知らない仮想通貨を購入することは辞めましょう!
信用取引の最大レバレッジが125倍
レバレッジが最大125倍と海外取引所ならではのハイリスクな投資も可能です。
もちろん初心者が行うべきではないですが、ハイリスクな投資をしたい場合は、国内取引所では制限があり上限があるため、バイナンスを利用すると良いでしょう。
バイナンス(BINANCE)のデメリットとは
- 海外取引所であり、使い勝手は海外向け
- 日本円を直接入出金することができない
- 仮想通貨取引において中級者以上におすすめ
- 日本の金融庁の承認を得ている訳ではない
海外取引所であり、使い勝手は海外向け
国内にある仮想通貨取引所は非常にシンプルであり、見た目で使い方がわかります。
そのため、最初はバイナンスの画面やアプリに慣れる必要があります。
日本円を直接入出金することができない
海外の取引所なため、日本円を取り扱っていません。
クレジットカードで入金することも可能ですが、手数料が高くなるため、必ず国内取引所から送金するようにしましょう。
そして、なるべくお得に送金するためには、
- 国内取引所の「取引所」で送金手数料の安い仮想通貨を購入する
(イーサリアム、リップル、ライトコインなど) - 上記の送金手数料が安い仮想通貨でバイナンスに送る
- 受け取った仮想通貨でBNB(バイナンスコイン)を購入
- BNBで希望する仮想通貨を購入することで手数料無料で購入可能
このように購入することでお得に仮想通貨を購入することができます。
仮想通貨取引において中級者以上におすすめ
取引内容にもよりますが、まず日本円を直接入出金することができないため、国内取引所との送受信が必要です。
日本の金融庁の承認を得ている訳ではない
金融庁は仮想通貨のハッキング事件などから厳しい審査の目を向けています。
そのため、金融庁の審査に通過している国内の取引所においては、取引所の仮想通貨と顧客の仮想通貨を分別して管理するなどの指示を出しています。
しかし、バイナンスは海外の取引所でもあり、金融庁が承認した訳ではありません。
もちろんバイナンスで取引することは全く問題はありませんが、「自己責任」ということを理解する必要があります。
まとめ:バイナンスは国内取引所よりもお得に購入できるため、中級者以上は利用をおすすめ
- スプレッドがなく購入コストが国内取引所よりも安い
- セキュリティが強固
- 取引量、利用ユーザー数ともに世界1位
- 日本語対応している
- 国内で購入できない仮想通貨が買える
- 信用取引の最大レバレッジが125倍
これらのように国内では、対応できない仮想通貨取引ができるようになります。
特に海外の取引所だから不安という方こそ、セキュリティが非常に強いバイナンスを利用することが良いです。
また、バイナンスを利用する際は、何度も国内取引所に送金すると手数料がもったいないため、ある程度まとまった資金や決めた金額の範囲内で取引をする!と決めて利用すると良いです。
バイナンスの登録を検討している方はこちらで、登録方法、セキュリティの設定方法を全て画像付きでわかりやすく解説しています。
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では最後までお読みいただきありがとうございました!
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