昨今話題になっているFIRE(Financial Independence, Retire Early)ですが、早く会社を辞めたい、好きなことをして生きていきたいなど興味を持つ方もいるかと思います。
しかし、FIREするための資産額を調べると大きな資産額が必要であり、到達するまでに20年など長期に亘るため、もっと早く資産を貯める方法はないだろうかと思ったことはありませんか?

できれば10年以内にFIREしたいなぁ。
この記事では、
- FIREという生き方を目指したい
- 最速でFIREしたい
- 巷に溢れているFIREする方法以外のことが知りたい
このような疑問について約3年でFIREするまで資産を貯めた筆者が方法を解説します。
目次
最速でFIREを達成する方法とは
結論からお伝えすると筆者が実践した方法は、資産形成に「仮想通貨」を利用することです。
FIREの王道である高配当株を利用すると20年程度はかかります。
筆者の経験上、市場に上手く乗れたら4、5年程度でFIREやサイドFIRE達成を期待できます。
もちろん支出によって目標額が異なるため、FIREを達成するための基本も重要です。
「国内仮想通貨取引所おすすめランキングベスト3!【この3社でOK】」
最速でFIREするためにはリスクを高める必要がある
最速を狙うなら仮想通貨が必要だと解説していますが、仮想通貨投資は株投資よりもリスクが高いです。
このリスクとは価格変動のことであり、ハイリターン=ハイリスクであることは認識しておきましょう。
そしてリスクが高いため、このリスクを極力減らすことが大切です。
リスクを減らす方法として、
- 積立投資をする
- 一時金で買う場合でも、分割して買うタイミングを分散させる
- 購入する銘柄を3〜5に分ける
- 仮想通貨だけでなく高配当株投資も並行する
が考えられます。
仮想通貨の積立投資は、一番安く購入できるGMOコインがおすすめであり、下記で解説しています。
「仮想通貨積立で一番お得に積み立てるなら”GMOコイン”がおすすめ」
人生のリスクまで負ってはいけない
最速でFIREを目指す場合は、ハイリスクを許容する必要があります。
しかし、このリスクにおいて、投資のリスクは良いですが人生のリスクは絶対負わないようにしましょう。
人生のリスクに対する防御とは、
- 生活資金まで使わない
- 将来のライフイベント(教育や住居、老後資金など)の資金まで使わない
- 病気などのリスク回避のための資金は使わない
- リスクが高くても日常の価格変動に耐えられる範囲の資金
などが挙げられます。
最速でFIREした方法とは
最速でFIREを目指す方法を解説します。
- 支出を見直し余剰資金を増やす
- 副業で収入を少しでも高める
- 1と2で増やした余剰資金を仮想通貨の積立に投資する
- 余剰資金の一部を短期売買する
- 利益の一部は毎年納税用に現金で保管しておく
これらについて解説していきます。
その1:支出を見直し余剰資金を増やす
支出を見直すことはFIREをする上で必ず解説がある箇所です。
しかし、必須だからこそ最初に見直すべき点です。
毎月25万円と20万円の生活費では必要な資産額は異なります。
FIREするために必要な資産額は年間の支出×25倍で計算しましょう。
毎月20万円の支出であれば、
20万円×12ヶ月×25=6000万円必要です。
その2:副業で収入を少しでも高める
支出を減らして、毎月数万円でも収入を増やすことで、毎月投資をする余剰資金が拡大します。
会社員であれば、昇進するよりも副業をする方が圧倒的に簡単です。
まずはクラウドワークスやランサーズに登録をして、自分ができる仕事を探してみましょう。
なお、ここでは副業禁止に関しての詳細は省きますが、副業はきちんと対処していたらバレることはありません。
なお、副業がバレないための対策は下記で詳しく解説しています。
「副業はバレる?副業が会社にバレない方法、バレる原因をFPが解説」
その3:1と2で増やした余剰資金を仮想通貨の積立に投資する
支出の削減と副業をすることで数万円〜10万円程度の余剰資金は捻出できたはずです。
この資金で仮想通貨の積立投資をしましょう。
ここではGMOコイン公式サイトの積立シミュレーションを用いてチェックしてみます。
条件として、
- 毎月5万円ずつ
- ビットコインとイーサリアムで検証
- 積立期間3年(シミュレーションの最大)
- 2021年8月末日時点の評価額
この条件で確認してみましょう。
【ビットコイン】
【イーサリアム】
ビットコイン | イーサリアム | |
積立元本 | 180万円 | 180万円 |
評価額 | 847万9535円 | 2161万8467円 |
利回り | 371.1% | 1101.0% |
このような結果であり、イーサリアムに関しては資産が12倍になっている計算です。
なお上記は結果論であり、同じ利回りを狙えるかはわかりませんが、リスクを高めた分、他の投資先よりも高利回りが期待できます。
その4:余剰資金の一部を短期売買する
積立投資でも相場によっては5年程度あれば、積立額、必要資産額によっては目標を達成します。
しかし、未来の相場は不確定であり、あくまで最速でFIREを目指すなら”短期の資産運用”も組み入れましょう。
ビットコインに関しては1日あたりの価格変動の平均は概ね4.5%です。
つまり1ヶ月で月利15%、20%程度を狙うことは十分可能な相場です。
なお、素人が短期売買に取り組むからこそ、信用取引はしないことをおすすめします。
ここでは平均して月利10%を実現し、軍資金を100万円とした場合のシミュレーションを確認しましょう。
また、仮想通貨は雑所得の総合課税であり、40%の税金を差し引くと想定しています。
上記を踏まえてこちらのCASIOのシミュレーションを行なった結果、
なお、筆者は短期トレード向けに、
こちらの2社を手数料が安いことから利用しています。
その5:利益の一部は毎年納税用に現金で保管しておく
上記で触れましたが、仮想通貨は雑所得の総合課税であり、複利運用で利益が出ても税金が自動で引かれるわけでなく、確定申告で自分で納付します。
シミュレーションでは40%と多めに差し引きをしていますが、あなたの税率に合わせて利益が出たら先に差し引いて、銀行口座に現金でプールしておきましょう。
いざ申告時の納付で現金が足りないとなっては大変です。
資産を増やしたら米国高配当株へ移行していく
上記の流れで筆者は実際に資産を増やしました。
しかし、仮想通貨を保有しているだけでは一般的にインカムゲイン(配当など)は発生しないこと、そして仮想通貨を保有し続けるのはリスクです。
そのため、増やした資産でFIRE王道の高配当株を購入しましょう。
日本の株でも良いですが、米国株の方を比重を多くしましょう。
なぜなら米国株の場合、
- 米国株式市場は世界株式市場の4割もある
- 米国の人国は増加傾向
- 日本と違って経営者の力量が高い
- 米国の方が経済力が強い
などの理由から長期的に高配当を維持する可能性があると考えています。
この記事では高配当株の選び方までは触れませんが、資産を増やしたら米国高配当株を選択肢に入れましょう。
まとめ:最速でFIRE目指すならリスクを高めて仮想通貨に投資しよう
今回は、10年以内にFIREを目指したい方に向けて、可能性のある方法を解説しました。
通常20年など長期的にFIREに近づくことを期間を短くして達成するため、相応のリスクが上がることは念頭におきましょう。
- 支出を見直し余剰資金を増やす
- 副業で収入を少しでも高める
- 1と2で増やした余剰資金を仮想通貨の積立に投資する
- 余剰資金の一部を短期売買する
- 利益の一部は毎年納税用に現金で保管しておく
リスクが許容できるなら上記の流れで実践してみましょう。
まずリスクに慣れるために少額でも積立投資を始めたい方は下記のGMOコインから取り組んでみましょう。
月500円の少額から積立することが可能です。

では最後までお読みいただきありがとうございました。
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